- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049136371
作品紹介・あらすじ
とある事情により、本心を隠して周囲の人気者を演じていた大学生の夏希。
その彼に容赦ない言葉を投げたのは、常に無表情で笑顔を見せない少女、更紗だった。
夏希は更紗に興味を持ち、なんとか笑わせようとする中、次第に彼女に惹かれていく。
だが、彼女が“笑えない”ことには理由があった――
「私、笑ったら死ぬの」
明かされる残酷な真実の前に、夏希が出した答えとは?
想像を超える結末は、読む人すべての胸を熱くする。
感想・レビュー・書評
-
「ん」
だな。特に最後。
滅多に心を揺るがさないが、これ感動
背表紙解説も主人公の特徴的な属性を外して記載していて、書店で手に取った読者の食わず嫌いを回避している気がする。
「純愛」過去に置いてきたけど、少し振り返らさせて頂きました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読めば読むほど題名の意味が分かってくる作品でした!
-
どうか、笑うことの出来ない彼女がしにますように
-
笑ったことのない更紗を笑わそうと、ひたむきに努力することってすごいことだと思う。
努力は実るんだなぁっと思った。 -
「おもしれー女」から始まって、ファンタジーを経由して、ハッピーエンドに着地。
性格が歪んでる私には刺さらず。好きな人は好きそう。 -
タイトルに、ナツキの願いが込められてると思うと辛かった。SFチックで、最初少し抵抗あるかな?と思ったけど、それ以上に青春ラブストーリー要素が多くて抵抗なく読めた。猫もよかった。
-
表紙が綺麗なように中身まで綺麗な作品でした!
始まりの設定も凄かったけど、終わりの期待の裏切り方がよかった!
悪い裏切りじゃなくていい裏切りです(笑)
騙されたと思って読むべきです!
恋愛というか青春というか……です(笑) -
魔法使い見習いの夏希は同じ大学の無表情の更紗を笑わせようとする
更紗も望んでいたことだったがその結果更紗に起きることを知った夏希は更紗と距離を取るようになる
更紗の本音を知った夏希は魔法で願いを叶えようとする
第三者からすると更紗の願いを叶えてやってほしいと思うけど夏希の立場になったら躊躇するのは仕方ないよな
更紗のことを本気で想ってたからこそのラスト
魔女の気遣いもいいなぁ