幼なじみが絶対に負けないラブコメ7 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 210
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049137361

作品紹介・あらすじ

 両親との問題が解決した真理愛だけど、なんだか雰囲気が変わり、俺も一緒にいると前より照れくさい気が……って、これはまさか、黒羽や白草と同じくらい、真理愛を意識してるってことなのか!?
 そんな真理愛を含めた三人からのアプローチが勢いを増す中、新たなトラブルが勃発。朱音が不良の先輩に告白されて、何やら揉めているらしい。ここは兄貴分として助けてやるしかない! ……のだが、中学時代の制服を着て学校に潜入とか恥ずかしいんですけど……。女子たちの中学の制服姿が見られるのはラッキーだけどな! しかし、蒼依や碧も最近なんか変だし、俺、何もしてないよな!?
 黒羽の妹たちも参戦で、末晴もパニック寸前のヒロインレース第7弾!

感想・レビュー・書評

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  • 【Bookwalker】中学校での人間関係トラブルによって朱音にピンチが。彼女を助けるため群青同盟メンバーが一肌脱ぐことになり…。志田四姉妹、特に双子の妹・朱音&蒼依に焦点を当てた回でした。二人とも末晴をこんなにも想っているのに、相手からは妹としか思われていない。そんな年下女子の悲哀が感じられて切なくなります。ですが、二人ともきっと負けてはいないですね。特に蒼依は黒羽なみに強かだな…。さて、末晴の決断と黒羽たち三人の次の一手は波乱を巻き起こすこと間違いなし。続きが大いに気になります。

  • 今回は、ヒロインレースに新しく黒羽の妹2人が参戦するといった内容です。

    読んでみて思ったのは、キャラが渋滞し始めたという印象です。
    まず、登場人物が次から次へと新しく登場して、更にその一人一人のキャラが濃すぎるため、元々のキャラへのスポットライトが当たりづらくなってしまっているように思います。

    話の作り方的にも、メインストーリーを一貫して描いていくという内容のため、ヒロインの中の誰か一人が集中的に描かれています。
    それが、毎回違うキャラになっているためせっかく前回感情移入したり、キャラについての理解が深まっても、その熱を次巻に持ち越すことが出来ません。

    色々なキャラを登場させるのも悪くないとは思いますが、個人的には一人一人のヒロインとの関係を深掘りしたり、日常回のような、内容は濃くないけどキャラ理解は深まる、というような回が読んでみたいと思いました。

    ただ、登場するキャラクターは誰もが魅力的で、イラストもとてもかわいらしいらしいため、それだけでも読む価値は十分にあると思います。

    次巻も楽しみにしています!

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著者プロフィール

2011年に『ギフテッド』で電撃文庫デビュー。他作品として『女の子は優しくて可愛いものだと考えていた時期が俺にもありました』シリーズがある。

「2023年 『幼なじみが絶対に負けないラブコメ11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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