とりかえばやの後宮守 (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2021年5月25日発売)
3.57
  • (2)
  • (5)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784049138788

作品紹介・あらすじ

流刑の御子は生き抜くために。少女は愛を守るために。性別を偽り、陰謀渦巻く後宮へ――!

俘囚の村で育った春菜は、母をなくして孤独に。寂しさを癒したのは、帝暗殺の罪で流刑にされた御子、雨水との交流だった。世話をやく春菜に物語を聞かせてくれる雨水。だが突然、行方を晦ます。
同じ頃、顔も知らぬ父から報せが届く。それは瓜二つな弟に成り代わり、宮中に出仕せよとの奇想天外な頼みで……。
雨水が気がかりな春菜は、性別を偽り宮中へ。目立たぬよう振る舞うも、なぜか後宮一の才媛・冬大夫に気に入られて――彼女こそが、女官に成りすました雨水だった。

みんなの感想まとめ

性別を偽り、陰謀渦巻く後宮に身を投じる少女の物語が展開されます。孤独な春菜は、流刑にされた御子・雨水との交流を通じて心の支えを得ますが、突然の別れが訪れます。彼女は、瓜二つの弟に成り代わり宮中に出仕す...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 突如として、顔も知らない父親から
    家に入るように連絡がくる。

    行ってみれば、嫡男の身代わりとして出仕しろ、と。
    そっくりという事ですが、年齢を考えると
    何年ごまかせるのか。
    しかも面倒な状態になっていますし。

    もともと住んでいたところで知り合った人、を
    捜しに来ていた主人公ですが、何故分からないのか。
    と思っていたら、宮中の支度のせい、のようで…。
    どこまで顔を厚塗りしているのか
    すごく気になります。

  • 面白かったけど!結局お互い認識しないまま終わっちゃったーーー

  • 流刑の御子は生き抜くために。少女は愛を守るために。性別を偽り、陰謀渦巻く後宮へ――!

    俘囚の村で育った春菜は、母をなくして孤独に。寂しさを癒したのは、帝暗殺の罪で流刑にされた御子、雨水との交流だった。世話をやく春菜に物語を聞かせてくれる雨水。だが突然、行方を晦ます。
    同じ頃、顔も知らぬ父から報せが届く。それは瓜二つな弟に成り代わり、宮中に出仕せよとの奇想天外な頼みで……。
    雨水が気がかりな春菜は、性別を偽り宮中へ。目立たぬよう振る舞うも、なぜか後宮一の才媛・冬大夫に気に入られて――彼女こそが、女官に成りすました雨水だった。

  • 平安時代を後宮を舞台にした陰謀劇。

    無実の罪を着せられ女性に化けて後宮で暮らす皇后の兄と、事件に巻き込まれて出仕出来なくなった弟の代わりに男装して近衛士として宮中に出仕した娘の物語。
    なのだけど、最後まで読んでみてこれ性別を偽る必要あったのかなあと思う。
    最後までお互いに正体に気付かないのは物語的にどうなのか?
    なんかクライマックスが無いような気がする。
    続編予定なのかなあ。

    と言う事でどうも設定をうまく活かせてなくて全体的にもどかしかった。

  • とりかえばや異聞面白かった。でもこれ続きあり?
    あらすじから大夫の正体最初からわかるし、読者はわかっているだけに、いつお互いに気づくのだろうと思っているうちに終わってしまった。続くとしたら気付きそうで気付かない平行線でヤキモキするパターンでしょうか。主人公は男並みに強い女性なのが痛快にかっこよく設定が面白く感じたが、これどう決着つくのかな?消化不良なので続きあって欲しい。

  • 『こひすてふ』が本当に大好きな作品だったので、また土屋先生のお話が読めて嬉しい。
    ちょっと読んだだけで「あ、これ好きなやつだ」と確信持てる嬉しさ。

    運命的な出会いをしておきながら別れざるを得なかった二人。
    再会した先は後宮で、しかも春菜は弟のふりをして男装中、雨水は女官のふりをして女装中というややこしいことに。
    お互いに互いを忘れていないのに(寧ろ今でも思っているのに)まさか目の前にいる相手がその想い人だと両者とも気付いていないのが、もう何とももどかしい。
    いや、目の前にいまっせと何度ツッコミを入れたくなったか。
    春菜はそもそも雨水の顔を知らないから……
    それでいて、なりゆきと合理性から恋人どうしになるのだから、よく分からない。
    どうしてそうなった!(爆笑しつつ)

    かつて罪人として流された雨水は、実は無実の罪を着せられただけ。
    自分の命を守りつつ、真犯人に迫るために女官として後宮に潜入。
    春菜は雨水の行方に迫るためにも、弟の立場を利用して宮中出仕。
    互いに互いの立場を打ち明け合って手を組めば無敵じゃないかなと思わなくもないが、そういう場合でもない。
    ちょっとでも油断すれば足元救ってくる輩がいるのが後宮である。
    今回その相手に一矢は報いたが、後宮の闇を完全に晴らすまでには行かず。
    そもそも主役二人が最後まで相手のことに気付かず終わってしまったのが本当にもどかしかった。
    せ、せめて身バレをさせてあげてよという。
    それなのに着実に親密度上がっているのだから、不思議な二人である。
    本当に、どうしてそうなった!(戸惑いつつ)

    前述通り今回だけで何もかもすっきり終わった訳ではないので、これは是非とも続編ですっきり解決していただきたい。
    せめて主役二人をちゃんと「春菜」と「雨水」として再会させてあげて欲しい。
    まだとりかえばやな状態なので。
    二人が本来の姿で手を取り合える未来を信じたいので。

    という訳で、続編お待ちしております!

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

メディアワークス文庫『こひすてふ』でデビュー。

「2021年 『とりかえばやの後宮守』 で使われていた紹介文から引用しています。」

土屋浩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×