春夏秋冬代行者 夏の舞 下 (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2022年7月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (536ページ) / ISBN・EAN: 9784049139433

作品紹介・あらすじ

「暗狼事件を解決しにきました」
 瑠璃と、あやめ。二人の夏の代行者は、荒唐無稽な「天罰説」に端を発した現人神への非難の声を払拭し、自分たちに処された婚約破棄という決定を覆すべく、黄昏の射手・巫覡輝矢との接触を果たす。だが、「暗狼事件」を巡る闇は、想像以上に深く――
 現体制を維持しようとする保守勢力【老獪亀】。対して、四季の里の革新と改革を訴える【一匹兎角】。様々な思惑が蠢く中、この動乱に巻き込まれた者たちが一つの場所に集結していく。
 葉桜瑠璃の婚約者、君影雷鳥。
 葉桜あやめの婚約者、老鶯連理。
 そして、季節の代行者たち。
 再会は叶うのか? 竜宮岳での死闘の先、夏姉妹の恋の行方は……?

みんなの感想まとめ

物語は、夏の代行者たちが「暗狼事件」を解決するために集結し、複雑な人間関係や愛情の形を描き出します。バトルシーンが充実しており、各キャラクターがそれぞれの役割を果たしながら、老獪亀と一匹兎角という対立...

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり下巻が面白かった。それもまあ、上巻でタメがあったからと思えるが。バトルシーンもそこそこいい感じであるし、全員満遍なくそれなりの活躍シーンが設けられていてありがたい。老獪亀VS一匹兎角、相変わらずのネーミングが右目が疼く系ではあるが、わかりやすい構造が非常に読みやすい。
     
    >白鹿にまたがる瑠璃の姿は神々しく、この時ばかりは雷鳥も息を呑んだ。
    >『驚いた?ばーか!』

  • 2022年内に夏の舞の下巻を読むことができました。
    物語の世界観が凄くて、今回も引き込まれました。

    黄昏の射手である輝矢の守り人・慧剣くんの心の苦しみに胸を締めつけられました。

    春夏秋冬の代行者と護衛官、黄昏の射手と守り人。
    雷鳥さんと連理くん。愛の形はさまざま。

    暗狼事件は終わったが、夏の里長が失踪中。
    まだまだ戦いは終わっていない。
    みんなが幸せになり、より良い季節が巡るといいなと思います。

  • 上下巻まとめての感想になるけれども
    作者が後書きで書いている通り、色んな愛情や恋の物語が沢山つまった2冊だった。
    今までの登場人物だけでなく、新たに登場した人たち誰もに立場があり、抱えている愛情の形があり、物語の都合上悪は決められているが、どの立場もそこにたってみると「そうだよね」と言えてしまう。
    人間関係がうまく行かない理由を分かりやすく書いてあるように思えた。
    また、夏の名前の通り色んな恋が発展して次にどうなるか楽しみです。

  • 凍蝶〜〜〜!!!
    かわいい男だよ凍蝶は…。
    (私の脳内では、cv.津田健次郎です。)

    ようやく動き出した凍蝶とさくらの関係。は、とりあえずサブストーリーとして、夏の双子とその婚約者たちが、意図的に断ち切られようとしている縁を必死につなぎとめようとしているストーリーでした。その中で夜をもたらす黄昏の射手と出会い、こちらもこちらでいろいろあって…。
    前回が、vs賊という「外部の敵」だったのに対し、今回はvs里といういわば「身内の敵」。代行者も射手も、この国を動かす歯車でしかなく、自分たちのいうことを聞かない(利益をもたらさない)のなら、死んでもらって別の者にやってもらったらいい、という考えの上層部たち。そんな人たちに自分たちの人生を決められてたまるか、という戦いでした。
    最初の方の瑠璃の「生き返ってしまった」絶望は、つらかったです。でも、そこから雷鳥(声は竜胆)に勇気づけられ、あやめを連れ出し、自分の運命を変えるために動く姿は、グッときました。
    次も楽しみです。

  • みんなが幸せになれて良かったと、心の底から思います。
    たったひとりの好いた女の子のために、全てを擲つ男達。本当にかっこよかったです。内容は和風ファンタジーですが、必ずしも私と無関係ではない部分があって置いてけぼりになることもなく楽しめました。
    連理くんとあやめちゃんがちゃんと両思いになってくれて嬉しかったです。凍蝶にももっと頑張っていただいてですね、さくらちゃんを幸せにしてあげてほしいなと思います。
    この残暑が続く毎日に辟易していましたが、私は今初めて夏を少し愛せた気がします。

  • 【当たり前の日常を守る者達に祝福という名の花束を】

    暗狼事件を解決すべく、竜宮に集う夏の代行者と黄昏の射手。老獪亀と一匹兎角、伏竜童子に巫覡の一族達との権謀術数を乗り切る物語。

    季節の代行者と遜色のない働きをする巫の射手。
    朝と夜を司る彼らはその務めに身を捧げる。
    強くなったのも、己の為じゃない。
    愛しの人に全てを捧げる献身。
    これ以上、己の大切な物を傷付けぬ為に。
    そんな事情は露知らず。
    現人神に価値がなくなればすぐに挿げ替えを行う里の大人達。
    春夏秋冬、朝と夜。

    それを影で支える者達に愛を詰め込んだ花束で祝福を捧げたい。

  • 権力争いなどに巻き込まれ、能力の顕現形態(能力者が死ぬと、その里の者誰かにランダムに引き継がれる)故に、状況によっては里の者にさえ命を狙われてしまう季節の現人神たち。今回は夏の神となった二人の危機がどうなるの?後編。春の舞でかかれているが、夏の能力を持つ瑠璃が一度死んだ後、権能が双子の妹であるあやめに直ぐに移り、譲渡された後に秋の能力で蘇った瑠璃が神の力を無くしていなかったため夏のみ二人の神がいる。
    色んな思惑を超える現人神たちの能力が見事な展開で描かれていて、とても楽しく読みました。その合間にそれぞれの恋愛が語られる部分が大好きです。恋愛要素だけでなく、その能力ゆえ、家族や里に見放されたりして孤独だったりする季節の神が、護衛官と精神的に繋がって互いを思いやる心情が今回も心を打ちます。

  • 新キャラみんな好きー!
    いろんな恋や愛が詰まってて、みずみずしいお話だったなあ〜
    推し主従(秋)は相変わらずかわいいし、春冬の関係性も色んなところに矢印が飛んでておもしろい!

    輝矢さんとちらっとお話してた花矢ちゃんのお話も早く読みたい!

    まだまだこの世界のお話読みたいなあ
    季節を届けるのは代行者、朝と夜は射手、お話は暁佳奈さんという神様が届けてくれてるんだなという気持ち

  • 愛の形は本当に色々あるのだと感じられる恋愛模様と、展開と合わせた心情の吐露は心にくるものがあり、面白かった。

  • 上巻を読んだ方なら、下巻が最高だなんて、言わなくてもわかるはずです。
    今日も、良き読書日和になりますように。

  • 感情のジェットコースター

  • 92p凍蝶がんばれさくらに想いを伝えて!凍蝶そんなんじゃ伝わらないよ。はっきり言ってあげなきゃ遠回しに言っても....
    154pきたーーーー
    輝矢の宣戦布告いけー反撃だ!
    200p慧剣くんつらい騙されてた?
    慧剣くんも親に売られたんだって
    子供が犠牲になる
    230pあー幼かった慧剣くん
    悪知恵が働いた輝夜様の妻
    慧剣くん利用されて今の状況に落ちてしまったつらいなー相談出来てれば少し変わったかもしれないのに
    234p1文読んで鳥肌立った
    240pやばいやばいやばい
    動揺してたのだからしょうがない
    主を思って動揺して無意識?偽物の言葉に耳を傾けてはだめ
    でもやばい罪に罪を重ねてる
    246pタイミングがいろいろよくない大人たち子どもたちの運命おもちゃのように扱いすぎてる
    254pよかった夏の代行者の婚約者たちに保護?されてよかった
    無事解決できるといいな
    263p あーあ護衛官に銃むけたとて
    298p よきパートナーだ!
    302p 雷鳥かよ!電話の犯人そーいうことか!
    352pよかった再会できて
    387pいい!すごくいい雛菊ろうせいペアすごいいい!挿絵最高すぎる
    393pよかったえけんくんと輝夜様会話できて本当によかった誤解を解いてくれえけんくん
    434p連理とあやめちゃん合流頑張ったすごく頑張った
    470pとおこさん生きてんじゃん
    最後最高すぎる結婚しちゃえばこっちのもんよ

  • とても良かった。
    こんなに心が満たされる作品に出会えて嬉しい。
    激しい戦いに身を置きながらも彼らは恋をする。
    現人神も人の子も、自分の大事な人のために戦って傷ついて泣いている。
    それでも諦められない想いがある。
    その強すぎる感情に感化されて、読み終わるまでに何度も泣いた。
    このシリーズ好きすぎる。

  • ハッピーエンド好きにはたまらない!

  • 面白かった。
    相変わらずちょいちょいぐさっと来る正論の言葉を放り込んでくる。

    凍蝶とさくらに進展があったのでまたもうそれだけで良きです

    2022.12.24
    197

  • 2022/11/22 読了。

    図書館から。

    無事に収まって良かった…。
    雷鳥さんぶっ飛んでるけど、
    筋は通ってるから強いし心強いね。
    葉桜姉妹を1人で護衛とのことだけど大丈夫そう。

    射手さんの話も気になるけど、
    春冬従者の恋模様が…!
    さくら頑張ったなぁ。凍蝶さん頑張れ。

    残雪様と燕君が味方なんだろうけど、気が抜けん。

  • 下巻読むまで時間かかりましたが、本当にみんな尊くて好きです!500ページ超えで分厚いのにサラサラ読めて、とても読みやすく気がついたら終わってしまっていたほどです。

    戦いもあるけれど恋も多めなのがいい塩梅で、とっても良かったです。みんな尊い…。
    最後はなんだかんだ大団円に近い気がします。
    春冬の従者の恋は次には決着かな?焦れったくなるけれどそこがまたいい…❥
    最後の夏の双子の1枚絵には感動しました。本当に良かったと思いますし、選んだドレスのイメージがまた逆なのが良き♡
    途中であった春冬の1枚目もとても綺麗で素敵でした。

    『ダンプ車に愛を詰めて突撃する』雷鳥さんが恋に落ちた瞬間は笑ってしまいましたが、強い方なら有り得るのかな?
    全体的にぶっ飛んでいるところが大好きです(*´`)

    もう嬉しくて素直に笑顔になれる物語でした。


  • 下巻では、盤上に駒が揃い、そこから夏風のような熱量と爽快感を味わえる

    黄昏の射手輝矢さんと狼の慧剣くん
    慧剣くんの抱えていた苦悩がとても苦しかった
    歪だけれど平和な家族の崩壊
    大切な輝矢さんを守るためとはいえ、奥様、死者の幻を見せていたりしていたとは…
    真実が明かされたことで、慧剣くんは凄く頑張ったのだなって褒めてあげたくなる
    2人が再会して輝矢さんが慧剣くんを抱きしめた瞬間、友愛、親愛の感情で満たされる
    凄く凄く素敵で胸がぎゅーっとなった
    最終的に、奥様は生きていたとのことで安心してしまった

    桜と蝶のお2人
    凍蝶さんのさくらちゃんへの気持ちが少しずつ、少しずつだけれど動いているのが分かる
    まだ言葉にはしない彼らの気持ち
    でも、今巻で1歩進んだなって感じられる
    まだまだ2人の距離が縮まるのは時間がかかるのかもしれないけれど、そんなに遠い未来でもないのかな

    そして夏の物語と言えば、あやめちゃんと瑠璃ちゃん姉妹、2人の婚約者である連理さんと雷鳥さん
    愛する者のため戦う姿に胸熱!
    瑠璃ちゃんと雷鳥さんの馴れ初めがだいぶ衝撃的
    鹿にアタックされて惚れちゃうなんて…
    一匹狼な雷鳥さんが惚れちゃう瑠璃ちゃんって最強すぎる!
    素直に「好き」「愛してる」を語る雷鳥さんに惚れてしまいそう
    愛に飢えてる少女と盲目的に愛を伝える青年
    2人は出会うべくして出会ったのだろうな
    あやめちゃんと連理さんも、恋心のすれ違いはあったけれど涙を流しながら想いを伝えあえて…良かった
    2人の花嫁衣装の挿絵が素敵
    これから彼らが幸せな家庭を築けますように!

    そして、1番心に響いたシーン
    最後の姉妹の語らい
    夏の代行者と、元夏の代行者護衛官である双子の姉妹
    1番愛おしい姉に愛を乞う
    夏の代行者になれて良かったと、妹に愛を伝える
    1番近くて1番の理解者である2姉妹は結婚して2人だけの世界ではなくなるかもしれないけれど、それでも同じ現人神として姉妹として変わらない存在であろう
    2人の『愛』に私の目頭が熱くなる

    最高に素敵な夏の物語でした!!

  • 自分達の大事な婚約者を絶対助ける組、四季の団結で自分達も友達も絶対守る組、家庭事情と役割からの諦めでメンタル弱っているけど大人として子供達を守ろうとする射手側が一緒になって各々の目的を果たそうとするお話。
    春代行者のお兄さんがなかなか絶妙な立ち位置できっと一部の女性ファンには需要が高いタイプのキャラ。
    下巻は夏の妹サイドの婚約者との馴れ初め話があるけれど、恋愛!という甘さではないのでそこが逆に微笑ましくて応援したくなります。

  • 背ラベル:913.6-ア-2-2

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著者プロフィール

KAエスマ文庫『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』でデビュー。

「2023年 『春夏秋冬代行者 暁の射手』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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