安達としまむら10 (10) (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2021年9月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784049139983

作品紹介・あらすじ

 私は明日、この家を出ていく。しまむらと一緒に暮らすために。私もしまむらも、大人になっていた。

「あーだち」
 跳ね起きる。
「おぉでっ」
 派手に後退した私を見て、しまむらが目を丸くした。両手をおどけるように上げる。下りて目にかかる髪を払いながら、左右を見回して、ああそうだと理解していく。マンションに移り住んだのだった。二人きりなのか、これからずっと。
「よ、よろしくお願いします」
「こっちもいっぱいお願いしちゃうので、覚悟しといてね」

 私の世界はしまむらですべてが出来上がっていて、これからの未来になにも不安などないのだ。

みんなの感想まとめ

この作品は、安達としまむらの関係が深化していく様子を描いた心温まる物語です。特に、しまむらのデレの瞬間が印象的で、初期の冷たい印象とは一線を画す彼女の魅力が際立っています。安達の一生懸命さと、しまむら...

感想・レビュー・書評

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  • 日常の曖昧さと、時間を経たことで生まれる確かな変化の描き方がすごいと思った。
    大きく何かが動くわけではないのに、関係や気持ちが少しずつ変わっていく感じがとても良い。
    最後の描写は、アニメ版のラストともリンクしている部分なのかなと感じた。
    「サクラ」という言葉をきっかけに、いろんな感情が高まっていく流れがすごく好き。
    そして、もし本当に地球に宇宙人が来ているのだとしたら、やしろみたいな存在だといいなと思った。

  • 「安達としまむら10」読了。
    卒業して社会人になった安達としまむら。バレンタインの安達としまむら。時系列もバラバラな色んな二人の様子が見れて癒されました。

    しまむらが樽見との別れを切り出したシーン。前までのしまむらだったらそんなことになるくらいなら安達と付き合うんじゃなかったと一瞬でも考えてそうですが、樽見と会話するときに真っ先に安達がどう思うかと考えるあたり、しまむらも安達のことが好きなんだと伝わってすごく良かったです。

    また、しまむら母がしまむらが出かける時のおめかししているのを指摘するシーン、口では絶対言わないけど、しまむらも安達のことすごく好きでお出かけの時はしっかり準備していたことが伝わってくる描写でとても良かったです。ナイスしまむら母。

    あとがきに、これからはストーリーの続きではなくて、後日談を書いていくとあったので色んな世界線の安達としまむらが見れると思うと楽しみです。

  • しまむらは、安達を完全に受け入れたんだなぁ、と。

  • 古本で購入して読み。

    安達としまむらの少し先の将来のはなし、二人が一緒に暮らし始める。それぞれの母との関係性が描かれて、鼻の奥がツンとなるなど。

    樽見としまむらの別れ、というかなんというか。樽見も好きだったんだなあ。安達と何が違ったんだろう。
    好き同士でも好きの種類が違うことで一緒にいられなくなることはあるんだよなあ。

    バレンタインの話、二人がファーストネームで呼び合うのは大変よろしいですね。照れますね。

  • 後日談その2。大人になった二人が一緒に住むにあたり、母親とのお別れの仕方が二人それぞれ特徴的で何ともしんみりしてしまった。そして今回はしまむらから見た安達がこれまで以上に描かれており、しまむらの一番も安達なんだとわかって安心。あとは樽見さん。分かっていた結末ではあるけれど、心が痛みますね。切ない。彼女にはどうか幸せになって欲しい。12巻までは出そうということなので、続きを楽しみにしています。

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著者プロフィール

電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』シリーズなどを執筆

「2023年 『安達としまむら(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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