MAMA 完全版 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 89
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049146455

作品紹介・あらすじ

その夜、魔物が手に入れたのは、彼だけのママだった。

海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれるその少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドール家に生まれた。しかし、魔術の才に恵まれず、落ちこぼれと蔑まれていた。そんなある日、神殿の書庫の奥に迷い込んだ彼女は、数百年前に封印されたという〈人喰い〉の魔物と出会い――。
「ねぇ、ママって、なに?」これは、人喰いの魔物と、彼のママになろうとした少女の、切なくも愛おしい絆の物語。
全編に亘り修正を加え、王国の末姫の回想を描いた掌編「黒い蝶々の姫君」を初収録。

感想・レビュー・書評

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  • その夜、魔物が手に入れたのは、彼だけのママだった。

    海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれるその少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドール家に生まれた。しかし、魔術の才に恵まれず、落ちこぼれと蔑まれていた。そんなある日、神殿の書庫の奥に迷い込んだ彼女は、数百年前に封印されたという〈人喰い〉の魔物と出会い――。
    「ねぇ、ママって、なに?」これは、人喰いの魔物と、彼のママになろうとした少女の、切なくも愛おしい絆の物語。
    全編に亘り修正を加え、王国の末姫の回想を描いた掌編「黒い蝶々の姫君」を初収録。

  • 母だ息子だと主張するものの、親子という関係性にしてはだいぶ歪な方を描いた話。お互いに依存的と言えばそうだし、お互いに相手のことばかり守ろうとするから根っこのところで擦れ違ってままならない。それでも、そのぶつかり合いの間に生まれるものが愛情であるのだから、紅玉いづきの書くものは恐ろしいと呻いてしまう。久しぶりに読み直して、御伽噺のようなファンタジックな世界観の割に、ストレートに上手くいくような物語は書かないし、『自分の人生を歩みたいのなら、甘えるな』と体全体使って主張するような人々ばかり書くなぁ、と感じた。

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著者プロフィール

1984年、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞し、デビュー。その後も、逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。

「2022年 『雪蟷螂 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紅玉いづきの作品

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