アオハルデビル (1) (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2022年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784049146684

作品紹介・あらすじ

 その夜、僕の青春は〈炎〉とともに産声をあげた――

 スマホを忘れて夜の学校に忍び込んだ在原有葉(ありはらあるは)は、屋上を照らす奇妙な光に気づく。そこで出会ったのは、闇夜の中で燃え上がる美少女――伊藤衣緒花(いとういおか)だった。
「もし言うことを聞かないのなら――あなたの人生、ぶっ壊します」
 そんな言葉で脅され、衣緒花に付き合う羽目になった有葉。やがて彼は、一見完璧に見えた彼女が抱える想いを知っていく。モデルとしての重圧、ライバルとの対立、ストーカーの影、そして隠された孤独と〈願い〉。
「……僕は衣緒花のことを、もっと信じるべきだった」
 夢も願いも青春も、綺麗事では済まされない。〈悪魔〉に憑かれた青春の行き着く先は、果たして。


目次
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序章 屋上のバースデーキャンドル
第1章 この学校にはティラノサウルスがいる
第2章 エクソシストはまた明日
第3章 寿司のちチョコミントアイスクリーム
第4章 リバーサイドで嘔吐して
第5章 あなただけの特別な
第6章 マーブル模様は夜の水深
第7章 ゴミ、タオル、ベッド
第8章 ひとりぼっちのストロベリーリング
第9章 心が求めるものすべて
第10章 石に落ちる星
終章 オーバードライブ
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みんなの感想まとめ

青春の中での葛藤や成長を描いた物語は、悪魔に憑かれたモデルの少女と彼女を救おうとする少年の出会いを通じて展開されます。外見は完璧に見える彼女が背負う重荷や孤独、そして彼女の願いが、思春期の青年たちの心...

感想・レビュー・書評

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  • 【心の隙間に入り込む悪魔に負けるな、自分だけの星を目指せ】

    悪魔に願いを希う少女を悪魔祓いとして少年が救う物語。子供と大人の境目である思春期。

    その真っ只中にいる青年達は心に深い闇と悩みを抱え、人知れず苦悩と孤独な夜を過ごす。
    モデルとして、一足早く大人の世界へと踏み出した衣緒花は、美貌と自尊心に満ち溢れた天才に見えた。
    しかし、その内情は違った。
    人には言えない重荷を彼女は背負っていた。
    青春を燃やし悪魔に縋りつきたくなる程に。
    彼女の痛みを知った有葉は綺麗事では無い泥沼を這いずり回りながら。

    原石を星へと変えるのだ。

  • 悪魔が関わる話って、大体本人の内なる願いとか契約とかが関係しているから、読んでいて面白いし、感慨深い。

    衣緒花の願いは自分を見て欲しいこと。
    アイドルや読者モデルとかは、ステータスだけが見られがちで、なかなか内面を見てくれることはないだろうから、そういったところに苦しさがあったのかな。
    ただでさえ、両親の反対を押し切って上京してきたくらいだし、余計に衣緒花にとって自分を見てくれて支えてくれる存在を欲していたのだろうな。

  • 現役モデルで悪魔に憑かれた伊藤衣緒花。ふとしたきっかけから、在原有葉が彼女を救うべく奔走する物語。
    すべての歯車は必ずしもうまく噛み合わない。しかし、ひたむきな努力を通じて確実に成果を掴み、完璧で無くとも、確実な足跡を残してゆく姿はまさに青春。傑作と思う。
    現役モデルとしての自身の目標に向け、弛まない行動を続ける伊藤衣緒花がカッコ良い一方、所々で人間らしさを垣間見せてくれる所が可愛らしく、2面性が印象的。
    他には、佐伊さんが非常に達観しており、個人的にツボでした。次巻以降で、またきっと大活躍してくれるに違いないと思っています。

  • トカゲの悪魔 自分を見てほしい
    ファッション 人形

    良い終わり

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著者プロフィール

第26回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》を受賞。『オーバーライト‐‐ブリストルのゴースト』でデビュー。

「2023年 『アオハルデビル3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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