Missing12 神降ろしの物語〈上〉 (12) (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2022年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784049146981

作品紹介・あらすじ

その先に待っているのは、魔女の望む世界なのか――。

聖創学院を蝕む、多すぎる種類の怪談。だが、その怪談はある時期から徐々に数を減らし始め、いくつかの特定の噂が囁かれる頻度が、著しく上がっていき……。
一方、文芸部との溝が埋まらないままの武巳は、保健室で“魔女の血”を供する儀式を目撃し、詠子の本当の願いを聞いてしまう。
「世界を、変えるの。私の見る世界に、そのままになるように」
鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第12弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。

みんなの感想まとめ

異常な状況に包まれた聖創学院を舞台に、怪談の数が減る一方で特定の噂が増加する様子が描かれています。主人公の武巳は、保健室で目撃した儀式を通じて、魔女の本当の願いに触れ、自らの選択がもたらす影響を深く考...

感想・レビュー・書評

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  • 【請求記号:913.6 コ 12】

  • 「天より声、降る」
    怪異の噂ばかり。
    助けるために選ばざる得なかった答えだったとしても、その後も一人で抱え続けて誰にも相談しないのはよくない状況だろう。
    日々新しい話が集まってくる危険性と、実際に起こってしまっている日常は異常な状況だろ。

    「人より怪、出づ」
    近づかせない為。
    魔の手は直ぐ傍にまで潜んでいることに気付けたとしても、それを打破する方法が見つからない限り手出しできないだろうな。
    その時々によって姿を変えることが出来る話こそ、昔ながらの怪異よりもたちが悪いだろう。

    「心より影、来る」
    護るために知る。
    危険だからこそ必死になって止めたというのに、色々と考えた末とはいえ自らが軽率な行動をとり近づいては意味がないだろ。
    普通でない状況が起きていると気付いた瞬間に、見入ってしまうのではなく逃げるべきだろ。

    「黙より音、涌く」
    鳴り響く電話は。
    ギリギリではあったが此方と繋ぎ止める存在がいなければ、怪異の思惑通りに進んで戻れなくなるところだったかもしれない。
    こんな状態にまで追い込まれてしまっても、独りで対処しようと考えているのなら無理だろ。

  • そろそろクライマックス。

  • 魔女の見ている世界がようやく垣間見えて、やはり普通の人には理解できない世界だということを理解した。
    理解の範疇を超えると、そこにはもう本能的な恐怖しかない。
    武巳が遭遇したように。

    物語も完結まで秒読み状態なのに、文芸部がバラバラになっているのが気になる。
    残っていた魔王様や亜紀、村神ですら連携が取れていないような。
    これで魔女と対峙できるのだろうか、心配だ。
    かつて完結まで読んではいるのだけれど、内容をすっかり忘れているので、未読の心持ちで最終巻に挑みます。

  • その先に待っているのは、魔女の望む世界なのか――。

    聖創学院を蝕む、多すぎる種類の怪談。だが、その怪談はある時期から徐々に数を減らし始め、いくつかの特定の噂が囁かれる頻度が、著しく上がっていき……。
    一方、文芸部との溝が埋まらないままの武巳は、保健室で“魔女の血”を供する儀式を目撃し、詠子の本当の願いを聞いてしまう。
    「世界を、変えるの。私の見る世界に、そのままになるように」
    鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第12弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。

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著者プロフィール

1977年、岡山生まれ。津山三十人殺しの舞台となった津山市出身。二松学舎大学卒。民俗学および魔術に関して知識を豊富に持ち、『Missing 神隠しの物語』で電撃文庫デビュー。著書に『断章のグリム』『時槻風乃と黒い童話の夜』『夜魔』『ノロワレ』『霊感少女は箱の中』シリーズなど。

「2022年 『Missing13 神降ろしの物語〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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