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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784049150087
作品紹介・あらすじ
「ねぇ。しばらく私の代わりに学校行ってくれない?」
不気味なくらいに優しい素直の言葉が、私を惑わせる。オリジナルがやりたくないことを押し付ける身代わり、〈レプリカ〉には、手に入るはずもなかったもの。“ふつう”の学校生活を送る日々が訪れた。
文芸部の廃部の危機を救うため、奔走して。アキくんとの距離も、縮まって。そして――。
「ナオちゃん。わたしを見つけてくれて、ありがとう」
秋。私の好きな人と同じ名前をした季節に、忘れられない出会いをした。
第29回電撃小説大賞《大賞》を受賞した、純度100%の青春ラブストーリー。切なく胸を打つ第2巻。
みんなの感想まとめ
青春の甘さと苦さを織り交ぜた物語が展開される本作は、文化祭を舞台に文芸部の存続をかけた戦いを描いています。前作に引き続き、レプリカたちの淡い恋模様が中心となる一方で、彼らの存在の不安定さや、本体との関...
感想・レビュー・書評
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『レプリカだって、恋をする。』の第2巻。
大賞作品の続刊で、今作は夏休み後に行われる文化祭を描いたお話。
文芸部廃部の危機!?を脱することはできるのか。
全ては文化祭での文芸部の部誌の売り上げ次第?
というお話。
まず、今巻を読んでいた私の体調が精神的に病んでいたというのもあり、万全な体調で読めなかったというのもあるのですが、厳しめなことを言うと、盛り上がるところが正直なかったなと。
レプリカたちの淡い恋に、前作同様のアオハルを期待しすぎたのかもしれないのと、1巻で完成されてるんだろうなとと思っていたところ、作者さんもそうだと思っていたのもあり、書きづらかったのかな?と思うくらい、淡々とした印象の巻だったなというのが正直な感想です。
ただ、これは私の体調もあるかもしれないところなのでなんとも言えないところですが、本作から感じたのはアオハルの苦さです。
実は前作もそういった苦さもあり、がむしゃらに突き進むアオハル感と夏の暑さもあって爽やかに感じたアオハルは、実は物凄く苦くもあるという内容だったなと。
本作のヒロインは本体のスペアたるレプリカ。
レプリカが自由に動けるのは実はレプリカの本体の人間が表に出るのが嫌だったり、やりたくないことだったりで変わりに呼ばれる代物ということ。
これは前作でもそうですし、作者も前巻のあとがきでも書いていたように、サボるための道具というのが基本。
つまり、ある日、本体が本気出すと不必要な存在になったり、本体がこの世からいなくなると消える存在だということなんです。
つまり、凄く楽しく過ごしていても、夢を持っても、ある日突然消えてしまう存在だということなんで、この物凄く不安定な事実を強調している巻なのかな?と思いました。
ちょっと、私には物足りなく感じてしまった巻なのですが、その暗くて苦いアオハルもアオハルということなのかな?と思いつつ、次の巻でそれがどう動くのかは確かめてみたいなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1巻でかなり綺麗に話が終わっていたので、その先があることに驚いた。
また同じような話の繰り返しではなくて、しっかりと衝撃的な展開や新しい要素が加えられていることがすごいと思った。
ホラーやSFにも通じるような心地よい恐怖を感じながら読了することができた。全体的に暗めの話ではあるが、好みに合えば虜になってしまうだろう。 -
1巻よりも物語の起伏が大きく、読み応えがあった。
ただ、話がどんどん暗い方に進んでいくのがしんどい。
レプリカの設定やレプリカならではの感情などを見事に描写しているのはすごいと思った。 -
文化祭準備中に起きるある事件。
この作品、とにかく心を引っ掻き回すのが上手い。レプリカと言えども人として、自分としての「意思」や「心」がある。だが、彼女は複製品でしかない。
その彼女が恋をし、学校に馴染み、生活をしていく。何も起きないでほしい。でも事件は容赦なく起きるのだ。
SF的なアプローチと現実的な日常の組み合わせが見事だ。
著者プロフィール
榛名丼の作品
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