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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784049151992
作品紹介・あらすじ
よる十二時、ぼくらは『ほうかご』に囚われる――。
『ほうかごがかり 二森啓』
小学六年生の二森啓はある日、教室の黒板に突如として自分の名前が謎の係名と共に書き込まれているのを目撃する。その日の深夜十二時、自室。学校のチャイムが爆発的に鳴り響き、開いた襖の向こうには暗闇に囲まれた異次元の学校――『ほうかご』が広がっていた。
学校中の教室に棲む、『無名不思議』と呼ばれる名前のない異常存在。ほうかごに呼び出された六人の少年少女は、それぞれが担当する化け物を観察しその正体を記録するために集められたのだった。絵が得意な啓は屋上に潜む怪異『まっかっかさん』を捉えるべく筆を手にするが……。
鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”。
みんなの感想まとめ
異次元の学校で繰り広げられる怪異の管理をテーマにした物語が描かれています。小学六年生の主人公が、学校の怪談に関わる「ほうかごがかり」として選ばれるところから物語がスタートします。彼や仲間たちがそれぞれ...
感想・レビュー・書評
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学校で生まれる怪異を管理するために選ばれる「ほうかごがかり」。
ひとまず、皆が無事に係を卒業することがハッピーエンドの目標なのだろうけど。
キャラクターを知るほど、目標達成は難しいなーと思わされる一巻。
いわゆる七不思議と呼ばれる学校の怪談に、食べられないよう、孵化させないよう、小学生が管理しているという設定はなかなか面白い。
そこに、キャラクター自身の生い立ちがどこまで乗ってくるかなという。
出来れば二巻も読みたい! -
個人的に怖いのは苦手なのでたぶん続きは読めないかも。
先が気になるので残念。
最近のラノベではあまり見かけない、場の表現が上手だなと思った。昔のラノベはこういった作品が多かった気がする。
掴みも引きも良い作品なので刺激の欲しい作品を読みたい方にはおすすめ。 -
この方の作品は恐らく全て読了しました。
ホラー小説がSNSで話題になっており、それらのポストのひとつでこの作品がおすすめされているのを見て購入。期待外れでした。
序章でまたいつものファンタジー路線だと察しました。帯の真夜中のメルヘンを見落としたのが悔やまれるところ。
序盤の黒板の「ほうかごがかり」の描写こそ一瞬期待しましたが、何者かに突き飛ばされるところでシステムめいたものを感じ興醒め。
一話から二話までは恐怖描写らしい描写もなく、登場人物の内心の葛藤のみ。三話もほんの5ページ程度しか恐怖描写がありません。もう少し溜めのある恐怖描写が見たかったところ。
以前は「ほうかごがかり」でのあっさりとして葛藤のみに重きを置いた恐怖描写よりも、湿度と生々しい痛みや惨憺とした恐怖描写だった気がしますが、今作ではそれらが一切感じられません。
電撃文庫の対象年齢である中高生よりも少し下の、小学校高学年から中学生ぐらいが対象のホラーといった雰囲気。
これよりファンタジーとバトル色強めの「断章のグリム」の方が痛みの描写としてはもう少し上だったように思いますし、「夜魔」のカッターナイフの方がもう少し薄気味悪い。「ノロワレ」の方が恐怖描写の質が良い。
十叶詠子、空目恭一、真木夢人、今回でいえば太郎さんなどのキャラクターの癖が強過ぎて、それらキャラクターの描写で対象年齢の下がるホラーになっているような気がします。上記のキャラクターはあまりにアニメ・漫画的なキャラクターで、この方の著作がメディアワークス文庫より電撃文庫の方が多いのはだからかな、と思っておりました。断章のグリムの「時槻風乃と黒い童話の夜」も時槻風乃がいない方が面白かったと個人的には思いました。
登場人物を固定せず、やたらと癖の強いキャラクターの登場しない短編集のようなものが読んでみたいです。この方の惨憺とした恐怖描写は好きなので。
続き物なので次を購入するかは悩むところです。電撃ノベコミ+で五話の最新話まで読みましたが、恐怖描写なし。五話の3の「ハントゥ」などは作者の豊富な知識がうまく小説と噛み合っていない印象を受けました。 -
先ず、表紙をめくったらびっくり( ; ›ω‹ )
ビビリました……!
絵師様、人の絵はちょっと……なのですが、アレの絵の緻密さ!!(笑)
何で!?とツッコミ入れたくなりました。
肝心の内容ですが、ホラーやオカルトなお話が苦手な方には不向きです。
1巻から心に迫る内容で読み手としても追い詰められている感覚になりました。
小学生には荷が重すぎる役割。
だからこそ、彼等が今後どのようにこの“かかり”から抜けようと足掻くのか……楽しみです。
怖いのは苦手ですが、先が気になるので2巻も読もうと思います! -
Missing以来のファンで全作品読んでます。
私が大人になってしまったのか、設定やキャラクターを見直して一般向けに書いた方が、著者の知識や見聞を活かせるのではないかと最近は思ってしまいます。(Missingやグリムの時はそういった感じは受けなかったのですが)
文章や表現や題材は相変わらず大好きなので、おそらくこれからも作品が出れば読み続けますが…慣れてしまったのかあの頃文章を読んで感じた新鮮な感動みたいなものが薄くなっていて、難しいですね。いつだったか数年前にWEBでのみ無料で読めた作品(タイトル忘れました)は久しぶりに良かった気がしたので、まだまだ期待しております。 -
『Missing』の甲田学人先生の新作と聞いたら読むしかない。
怪談は知られ、語られることで感染し、増殖していく。でも皆に知られる前に「登場人物」が「それ」を知り尽くして記録してしまえば怖くない、と安心させておいて……。
続きが気になる。
「学校の怪談」なので、グロテスクなホラー描写はそこまでありません(ないとは言わない)。
というか、いい意味で小学生に読んでほしい。
子供向けな感じを一切感じさせないからこそいい。「ほうかごがかり」に任命されそうな「内向的」「特別」「はずれもの」「子供でいられなかった」人にこっそり読んでほしいです。 -
ホラーなのかな。
字が小さくてボリュームあるのにすぐ読み終わった。
面白いかも。 -
Missingのファンなので。
設定が面白くて、物語全体がどんな展開、結末に進むのかワクワクする! -
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ラノベのホラーを買うの初めてだけど、面白かったです。ラノベレーベルで出ているというだけで、ぶっちゃけると一般文芸でもいいのでは?というくらいのしっかりとした作りだった。
あらすじとしては、小学校高学年の男女たちがある日とつぜん深夜の学校に集められる。なんやかんやあって怪異の「観察」をすることに。
ちなみに怪異とは「学校の怪談の卵」的な存在で、適切に観察しないと怪異が成長しホンモノの「学校の怪談」になってしまう。そんなわけで小学生たちは怪異を観察する「かかり」になってしまった、、、というストーリー。
深夜の学校に集められるという展開自体はありきたりであるものの、「怪異を観察する」という主人公たちのタスクは斬新だなと思った。
また、「怪異の観察」を通じて主人公たちの心の闇が明らかになる点も面白い。
まだ一巻しか読んでないので不明な点は多いけど、学校に集められた子供たちはワケアリの子供たちで、怪異の観察を通じて精神的に成長していくのだと思う。
ホラーとジュブナイル要素があってとても好印象。
というわけで⭐︎5つ。
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圧倒的に引き込むのが上手い。キャラも濃い。既存作品からどこまで解脱できるかが勝負
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なるほど、これは確かに背筋をヒヤリとさせる。
ある日突然、謎の「係」に選ばれるという展開、学校の怪談を記録せよ、というアイディアは面白いとは思う。
だがテンポよく読めていたのは中盤までで、クライマックスに至っては明らかに失速している。キャラクターの運命を決するまでにそこまで長い時間を必要とするか? と首を傾げた。
加えて、記録の方法も一応ハッキリしているにはしているのだが、これといった手応えがない。なんだか雲を掴むような気持ちになってしまった。恐怖描写だとか、演出はしっかり怖い。読ませるのだからもう一工夫ほしかった。 -
面白かった〜!! 学校の怪談になる前の雛のような怪異を観察するかかり、という設定めっちゃおもしろくて引き込まれましたし、登場人物達の描き方も魅力的。一人一人どんな子なんだろう、と明かされるのが楽しみです。
ホラー苦手だけど楽しく読めました。また怖くなりすぎない程度にちょっとずつ続きも読みたいです。 -
「一話」
チャイムの音と共に。
今回はということは、前年度から引き続いてかかりに選ばれなければ素人の集団が完成し危険度が増すのでは。
「二話」
日常すら侵食されて。
焦れば焦るほど余裕がなくなり相手の思う壺なのだろうが、どんどん深みに嵌っていくと周りが見えないだろ。
「三話」
仕事をしないうえに。
始めの数回は意味がわからず放置するかもしれないが、現実にまで侵食してきたら嫌でも働くべきだっただろ。
「四話」
生贄ではないと考え。
人によって受け取り方は違うとはいえ、こんな風に突然非日常に引きずりこまれたら何でと問いたいだろうな。 -
めっちゃくちゃ面白い。
この人の書くホラー作品は外れた試しがない。最近のしか読んでいないから分からないけど、とにかく今回も面白かった。
登場人物は小学生、テーマは学校の怪談とか七不思議。聞いたことのある七不思議とか学校の怪談の怪異の名前が出てきて親しみやすいが、ちょっと雰囲気が違う。
本当の怪異として成立する前に記録しなければならないって、とても面白い内容。子供だったら絶対に怯えている。夜の学校だなんて尚更。
しかもホラーの演出方法がやっぱり怖い。深夜に読むものじゃない。けど読みたくなってしまいたい不思議な魅力に駆られる。
期待以上の物語だった。シリーズで買っていてよかったと心の底から思う。 -
『断章のグリム』と比べると、グロよりホラー寄り。都市伝説、七不思議モチーフは好きだし、キャラクター造形もストレスがない。不穏さが積み重なって続きが気になる。
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よく行く本屋さんで並んでいるのを見かけて購読。あらすじに惹かれて読み始めたのですが、非常に秀逸なホラーでした。本来ホラーモノが苦手なんですけど、ぐんぐん引き込まれちゃってページを読み進める手が止まりませんでした。読み終わって表紙を見返した時の感想は筆舌に尽くせません。これはぜひ読んでみて!ってしか言えないのがもどかしいところ。続きも出ているようなので、近いうちに読みたいですね。
著者プロフィール
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