Unnamed Memory -after the end-III (9) (電撃の新文芸)

  • KADOKAWA (2023年10月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (452ページ) / ISBN・EAN: 9784049152883

作品紹介・あらすじ

「だからどうか、王になって。私の民を救って」
 呪具の一部であった本を焼いてから約百年後、オスカーとティナーシャは東の大陸にわたり、残る呪具の捜索にあたっていた。未だ情勢が安定しない地域も多い中、彼らは幼い兄弟を拾う。
 兄弟は行方不明になった父と姉を探しており、謎の失踪を遂げた家族の足取りの先には、とある「幸福な街」が生まれていた――。
 逸脱者の戦いと運命が、今再び歴史の上に現れる! 

感想・レビュー・書評

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  • 今回も壊すべき呪具を探して大陸を彷徨う2人。そこで、ロツィとファラースという2人の孤児の面倒を見始めます。そのふたりと家族同然に暮らしていた遺跡探索を生業にしていて行方不明になった父と、父を探しに行って行方不明になった姉の行方がキーとなっていきます。
    精神操作の呪具(国)に対するオスカー・ティナーシャ組の反応が、こちらの望む答えをストレートに言い表してくれます。2人のぶれない正義感が読んでいて気持ちいいです。あと、めちゃめちゃ強くて戦いになると安心して読める。
    今回は呪具を作った世界の人とティナーシャの会話があり、今後の生まれ変わりに一つの方向性が示された後の転生人生(後半)。えー、どうなるの?と疑いを持ちながら読み、それもまた面白さに強度与えてくれました。

  • 命をかけて封じた後は。
    記憶は戻らずとも、惹き合うことに変わりはなく二人の中で生涯の伴侶とはなるのは決まり切ったことだろう。
    死んだとしても次が必ずあると分かっているからこそ、難題であろうが関わるのだろ。

    「月光」
    毎夜探し求める女の子。
    今までに経験できなかったことを経験させたかったとはいえ、全てを隠し切るのは中々に大変なことだろう。
    コツをつかめる可能性はあるかもしれないが、まだ未熟な身で行くのは危険だろうな。

    「お子守ドラゴン」
    おてんばな子供だから。
    普通の幼少期を少しでも過ごさせてやりたいとはいえ、一人で見るには限界があるだろうし大変だっただろう。
    記憶に残らない程度までとはいえ、うっすらと覚えていると知った時は不安だったろ。

  • 精神操作の話のため、様々な考え方が出てくる中で互いの主張をぶつけて、自身の得意分野でたたかっていくところに登場人物一人一人の個性を感じ、印象に残った。

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著者プロフィール

第20回電撃小説大賞、最終選考作『監獄学校にて門番を』(電撃文庫刊)にてデビュー。メディアワークス文庫『死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録』など著書多数。『Unnamed Memory』(電撃の新文芸)が「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)にて単行本・ノベルズ部門第1位を獲得するなど、今、若者から注目を集める作家の一人。

「2022年 『Unnamed Memory -after the end-II』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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