他校の氷姫を助けたら、お友達から始める事になりました (1) (電撃文庫)
- KADOKAWA (2024年5月10日発売)


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本 ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784049153392
作品紹介・あらすじ
普通の高校生・海以蒼太が乗る電車には、他校の美少女が乗っていた。冷たい態度で他人を寄せ付けない【氷姫】──東雲凪。それが彼女の名前。ある日蒼太は彼女が痴漢に遭っているのを目撃し、勇気を振り絞って彼女を助ける。その次の日、彼の前に彼女が再び現れて……。
「電車に乗っている間、傍にいて……欲しいんです」
友人がいないという彼女のお願いを断る事が出来ず、蒼太はそれを引き受ける。彼女にとって初めてで、たったひとりの"お友達"になる事を。
「一番は海以君って決めてましたから」
世界でたったひとり、自分にだけ甘く溶けていく他人に冷たい【氷姫】。蒼太は彼女と"お友達"であり続けられるのか──。
感想・レビュー・書評
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氷姫である、彼女は男性不信であり、近寄られるだけで警戒してしまうので、慣れるために彼女は彼にそばに居てもらうことを願うことが最初の始まりでした。
2人の関係性は徐々に接していくうちに学校に到着するまでに間の少しの時間を寄り添っていくうちに二人はだんだん友達になっていきます。本当に素敵な関係性で観ているだけでも、ほんわかして、いじらしい二人がすごく可愛く感じていきました。なぜ、彼女は氷姫と呼ばれているのか?過去に何があったのか??それを紐解いていくとだんだん彼女の置かれていた境遇が見えてきます。笑顔を見せて距離がだんだん近づいてくる関係性がすっごく素敵で、心が癒されますよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
王道のラブコメだが、上手くいきすぎのきらいが強い。物語はテンポよく進むし、友人たち、ヒロインとの関係なども悪くないんだけどその割にあっさり終わってしまった……という印象が強い。もう少し青春を謳歌する彼らに焦点を当ててもよかったのでは。ここからどう進展するのかちょっと気になる。
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【Bookwalker】普通の男子高校生・蒼太が、いつも電車で見かける他校の美少女にして他者への態度から『氷姫』と呼ばれる凪を、痴漢から助けることで始まるボーイ・ミーツ・ガール純愛作品。紳士でな蒼太と蒼太にだけ心を許す凪。そんな二人が互いへ向けた想いに少しずつ向きあっていく展開は、キュンキュンしますね。特に「氷」とは何だったかというくらい、蒼太に甘えた姿を見せる凪がとても可愛いです。さて、お互いへの「愛してる」を確認しあった二人ですが、最後の一文に引っかかります。もしかして、互いへの「愛のかたち」にすれ違いがあるのでは…?
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