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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784049153439
作品紹介・あらすじ
オリジナルがやりたくないことを押しつける身代わり、〈レプリカ〉だった私だけど、その役割を失って。
「素直が何を考えてるか分からなくて、怖い」
そんな思いを抱えながら、季節は冬に向かっていく。
素直が修学旅行に行っている間、私はアキくんと一緒に、リョウ先輩の故郷・富士宮へ行くことになった。それぞれ別々の場所で、はじめての旅を楽しみつつ、レプリカの仕組みの謎を紐解くピースを拾い――。
そして私は、素直が秘めた思いと、知らなかった真実と、向き合うことになる。
――ナオと素直。それぞれの視点から描かれる、転機の第3巻。
みんなの感想まとめ
物語は、レプリカという存在が持つ意味と、それに伴う感情の葛藤を描き出します。シリーズの最終巻は、主人公ナオとその元となる素直の視点から、それぞれの修学旅行を通じて新たな発見と成長を遂げる様子が描かれて...
感想・レビュー・書評
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2巻を受けてのアンサー編の3巻。
これがレプリカシリーズの最終巻になると思われる巻になり、レプリカとは何なのかが描かれている巻でございます。
高校の青春イベント
ひと夏の恋→文化祭とくれば、大イベント修学旅行ですよね。
今回はレプリカのナオパートと本体側の素直パートに分かれて描かれるというのも今シリーズ初かもですね。
修学旅行パートも面白く、クスッとしながら読めましたが、最後はちょっと泣けるそんなお話でした。
読んでいて、やっぱり本作品は第1巻で「完成」されていたなというのは前巻同様変わらず思いましたが、今巻は「完結」したなと思いました。
すなわちレプリカとは何なのかという点。
このアンサーこそ2巻から提示されたものだったと思うので、その答えが出て良かったのかなと思いました。
あまり書くとネタバレになるので、考察は控えますが、失ったものは取り戻せる、失ってもすべてを失ったわけじゃないということだけは書いておきたいなと思います。
ただ、本作の肝心な部分は実は修学旅行にあると思っていて、まぁ、充実した楽しい修学旅行だなぁと感じました。
色恋なくてもワイワイ楽しめて良い思い出が作れたら学生生活は勝ちだと思いました。
吉井くんと佐藤さんおもろすぎです。
40だって、修学旅行にいきたい。
そんなことを思った本巻でございました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分のドッペルゲンガー的な存在が出てくるSF小説やアニメはよく聞くけれど、ちゃんと存在を検証するみたいな話になるのは珍しい気がした。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、ヒロインの素直とレプリカのナオがそれぞれに意思を持って動き、その上で2人が対峙して、起こっている問題について話し合うのが新鮮な展開に思えた。
物語としても節目になる、大きな転機といえるだろう。 -
素直とナオ、それぞれの修学旅行が描かれるがここに来て物語はミステリ的な要素を入れてくる。
当初からあった、「レプリカとは何なのか?」に対する答えとは。
これが実によく、読んでいてため息を漏らしてしまった。あちこちに散りばめられた答えがあったというのに。
そこに生きる人々の息遣いが確かに感じられる、とてもいい作品である。 -
前回最後に素直が発した「明日からは私が学校へ行くから」という一言を受けて始まる第3巻。リョウ先輩がいなくなり、学校へも行けなくなったナオの様々な感情が伝わってくる冒頭から、ずっとヒリヒリした雰囲気が漂っていたように感じます。今回は素直の視点で語られる場面が多く、彼女がナオを生み出し、そして今ナオに対してどう思っているか、彼女の本心が刺さりましたね。また、レプリカとは何かへの答え合わせも示され、なお一層心が揺さぶられた思いがします。物語全体の「転」と「結」への橋渡しのような展開だったので次回が完結編かな…。
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いやなんと言うか、心が上に下に揺さぶられるお話だなあ。
前巻ラストの衝撃の展開から、ナオの不安は解消されなくて、オリジナルの素直が学校に通い始め、素直が修学旅行に行くと同時にナオもアキくんと旅行に出かける展開。
初めて素直側の視点でもお話が進んで彼女が一体なにを考えていたかが明かされる。
それぞれの旅行を経て、将来への展望というか覚悟みたいなのができてよかったねと思った瞬間、アレだよ。
いやあ、前巻と言い今巻と言い、盛り上げといて落とされる感じが心臓にわるい。
そしてどうにも気になるところで引き。
うーずるい^^ 次巻が出るまで気が気じゃないよー
さて、この先一体どうなっていくのかなあ。不安だあ。 -
正直こういう展開にするとは思ってなかったです。ただ小説として、避けられないところに真っ向から向かうには覚悟を感じますね。目が離せません。
著者プロフィール
榛名丼の作品
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