ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います8 (8) (電撃文庫)

香坂マト がおう

• KADOKAWA (2024年8月9日発売)

作品紹介・あらすじ

　激動のランク査定を経て、ひとときの平穏を取り戻すイフールカウンター。しかしアリナをはじめ歴戦の受付嬢たちは知っていた……これが嵐の前の静けさに過ぎないことを――！！！
　ギルド本部に新たなカウンターを併設する――それは多忙な現カウンターに安らぎをもたらす福音であると同時に、利便性が良く冒険者が殺到する超多忙な“生贄カウンター”の誕生を意味していた。
　もしオープニングスタッフに選ばれようものなら＝死！　誰もが人事に目を付けられまいと必死に普段通り振る舞う中、アリナの弟・アシュリーがインターン生として現れる非日常イベントが勃発し――？？
　受付嬢がボスと残業を駆逐する異世界コメディ第８弾!!

感想・レビュー・書評

[晴也さんの感想 · 2025年3月1日]

日常に戻りテンポの良い会話などが戻りつつも、それぞれが少しずつ変化しようとしているところが丁寧に描写されていて良かった。

[Muさんの感想 · 2024年12月16日]

アリナの弟アシュリーがインターンでイフールに来ることになる第8巻。
アリナと一緒の受付業務に冒険者が押しかけたり、【残業】の意味を知ったりする展開がお約束とは言え笑った。

デイアスキル発現を狙うルルリの奮闘を含め少し軽めの日常回かと思いきや、ラストで一気に叩きつけてきた！
そうですか、ここで続きますか。
いつもなんやかんや怒りで立ち上がるアリナさんがシリーズで初めてぐらいの絶望に沈んでいて心配だ。
頑張れジェイド、今こそ君の力が必要だ！

次巻、アリナさんの復活を待ち望む。

著者プロフィール

第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』にて電撃文庫よりデビュー。

「2023年 『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います７』 で使われていた紹介文から引用しています。」