冴えない王女の格差婚事情1 (1) (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2023年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784049154115

作品紹介・あらすじ

 大国カザックの美しく聡明な王太子フェルドリックから小国ハイドランドに舞い込んだ突然の縁談。それは美貌の姉姫ではなく、政務に長けた地味な妹姫ソフィーナへの話だった。甘いプロポーズに喜ぶソフィーナだが、「着飾らせる必要もない都合がよい姫だ」と話す王太子と鉢合わせてしまう。幼い頃から密かに想いを寄せていた王太子の正体は、計算高く意地悪な猫かぶり!
 そうして最悪な始まりで迎えた政略結婚生活。だけど、王太子にもソフィーナへの隠された特別な想いがあって!?

【登場人物】
◆ソフィーナ
ハイドランド王国第二王女。政務に通じている聡明な姫ながら地味な容姿がコンプレックス。
◆フェルドリック
カザック王国王太子。誰をも魅了する美青年だが、内面は辛辣。実はとある葛藤を抱えている。

感想・レビュー・書評

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  • 美姫と名高い義姉と常に比べられてきた地味なソフィーナ。
    大国カザックの王太子フェルドリックから小国ハイドランドへの縁談は姉ではなくソフィーナで。
    幼少時からの憧れの人からのプロポーズに喜ぶソフィーナだが、喜びもつかの間、彼の本心を聞いてしまう。
    「着飾らせる必要もない都合がよい姫だ」
    うわべは完ぺきな王太子は大きな猫を被った、性格の悪い男で。
    最悪な始まりで迎えた政略結婚生活。
    乳姉妹の侍女ひとりを連れてカザックヘ嫁いだソフィーナは、無き母の教えを胸に新たな生活に踏み出していく。

    周囲から外見に対して蔑まれながらも、勤勉に自分を磨き続けるソフィーナ。
    フェルドリックにもどうやら思惑があるようなのだけど、とにかく彼女への言葉がひどくて、鬱々な展開。
    彼の言葉もひどいけど、それにいちいち反応して内心グズグズしがちなソフィーナにも腹が立ってきてしまう。
    もっと前向きで強さと明るさを全面に出したヒロインだとよかったんだけどなあ。
    これからそうなっていくのかな。

  • タイトルに惹かれて衝動買い。

    冴えない王女を自認する主人公だが、見た目こそ地味なものの人柄もよく有能で可愛いところもある。
    ある時、憧れの隣国の王太子から情熱的に求婚され舞い上がりそうになるが、実は完全なる政略だと知ってしまう。おまけに憧れの人は腹黒で性悪。
    それでも祖国のため覚悟を決めて嫁ぎ……という話。

    お飾りの妻で良い、と割り切ったつもりが、政略婚とはいえ下にも置かない扱いを受け一喜一憂してしまったり、為政者ならではの恋の葛藤が丁寧に描かれていて、とても良かった。

    続きが待ち切れず原作も読了。
    無自覚に主人公に惹かれていく王太子の様子も最高。

  • 二人とも抱えてるものが大き過ぎて、常に裏を考えてしまう事もあって、恐ろしいほどすれ違ってる。フェルドリックの口下手というか言葉のセレクトがいつもおかしくて、本当に外交の上手い王太子なのか疑問に思うレベルですが、もだもだしている二人が可愛い。騎士二人など、心許せる人が近くにいるのが嬉しく楽しく読めました。

  • 容姿の事をとやかくいうのは、ハラスメントのひとつなのでは?
    王女の在り方をしていたら、地味だろうが
    構わないのに、ここの王女は大変だ。
    読点が不思議なところについていて、
    読みづらい。
    内容は面白かった。

  • 為政者としてはいいのかもしれないが、夫や恋愛相手としては最悪だと言わざるを得ないフェルドリック。
    でも初恋とは恐ろしいもので、どれだけ酷い対応されても、彼の言動に一喜一憂してしまうソフィーナを見ていると「趣味悪いよお嬢さん」と「あんな奴やめときなよ」と何度苦言を呈したくなったことか。
    でも、初恋は拗れると大変なのだ。

    フェルドリックの本当の気持ちが見えてこないからソフィーナじゃなくても分かりづらいという。
    彼女への言動は嘘なのか、本当なのか。
    最初は本心を隠して国のために彼女に入れ込まないようにしていたのかと思っていたら、普通に好きではなさそうな、彼女のことなどどうでもいいような態度が散見。
    その割に途中から嫉妬のような言動もあって、おまえなんなんだよとツッコミ入れること多数。
    全てが計算なのか、計算が崩れての結果なのか、とにかくよく分からん!
    泣かせたいのか、笑っていて欲しいのか、どっちなんだい!
    どちらにしろ、現状の彼の評価は前述通り。
    王太子としてはよし、夫や恋愛相手としては最悪である。
    ふられっちまえ、こんな男!(過激発言)

    でも実際、恋愛にうつつを抜かしているような状況でないことは確かで。
    実にあっさりソフィーナの父である王様は暗殺されるし、お兄さんは恐らく囚われの身に。
    フェルドリックの真意も分からないまま、兄を救うべく嫁入り先から出奔したソフィーナ。
    果たしてどうなるのやら。

    二人の恋愛模様としては男を殴りたくなるほどストレスがたまり、今にも戦争がはじまりそうなきな臭さもあって安心して読めない中、ソフィーナの護衛騎士などサブキャラが割とコメディシーンを演じてくれるので多少笑って読めるという。
    あれがなかったら、徹頭徹尾息が詰まる読書になっていたかも。
    でも、先が気になってぐいぐい読んじゃう。
    それだけ読ませる筆力があるのだと思う。
    魅力的な作品です。
    但しフェルドリック、お前はだめだ。
    あとで一発殴らせてくれ。

  • 地味姫の政略結婚の相手は、大国の美しく聡明な王太子。でも彼の本性は!?
     大国カザックの美しく聡明な王太子フェルドリックから小国ハイドランドに舞い込んだ突然の縁談。それは美貌の姉姫ではなく、政務に長けた地味な妹姫ソフィーナへの話だった。甘いプロポーズに喜ぶソフィーナだが、「着飾らせる必要もない都合がよい姫だ」と話す王太子と鉢合わせてしまう。幼い頃から密かに想いを寄せていた王太子の正体は、計算高く意地悪な猫かぶり!
     そうして最悪な始まりで迎えた政略結婚生活。だけど、王太子にもソフィーナへの隠された特別な想いがあって!?

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