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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784049155266
作品紹介・あらすじ
第30回電撃小説大賞《銀賞》受賞作。
魂が震える『音』の物語。
「見つけてあげるわよ。正しい音色の、奏で方」
他者の影が纏うノイズに侵され、命を絶とうとした俺の前に、突然そいつは現れた。元国民的女優の、星宮未幸。素顔は勝気で、時々猫かぶりで……そして、未来が視える少女。
俺の自殺を止めるため始められた、奇妙な同棲生活。過去の傷を優しく上書きするような日々には、小気味良い音色が鳴り始めーー
だけど、俺は何も知らなかったんだ。あいつが走り続けた意味も、その足を止めてしまった理由も、未来に隠したたった一つの悪戯でさえも。
これは、過去と未来を乗り越える別れの青春譚で、そして、悠久の時を超えても響き続ける愛の物語。
感想・レビュー・書評
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初音ミクがインスピレーションになっているのでしょうけど、幸せそうな笑顔が最期には見れたよ。ただ、一番最初の落とした(置き忘れた?)スマホを届ける勇気はどこから来たのだろうか?
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読了はできなかった。
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減点方式なら星4。加点方式なら星3。よくできたブルーライト文芸。重苦しいテーマを扱わないほうが、もっと作者のよさが出るのではないかと思う。
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電車で読んだらあぶなかった
めっちゃ良かった
と言われて、読んでみた
オトゲーとか
ボーカロイドとか
歌い手さんとか
求めている人が
たくさんいるんだな
死ぬとか
何のために生きているのかとか
理解されないとか
生きぐるしいんだな
誰かに救われたいんだなと
思いました -
著者初読。KU。あらゆる物から音を感じ、そのノイズに悩まされていた月城一輝は全てに絶望して死を選択する。そこに突如現れ一輝の目論見を阻止した少女星宮未幸は人気絶頂で突如引退した元女優。未幸に言われるがままに同居生活を始めるが、そこにはツラい過去を持つ未幸の妹で中学生の引き篭もり瑠姫那もいる。事前情報なしで手に取りましたがすごい感動しました。最後なんか涙なしではとても読めない笑。はじめましての作家さんでここまで刺さったのは自分の中では珍しい。これがデビュー作という事で今後の作品も期待大です。再読不可避。
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ヒロインに可愛さを見出せなかった。
普段ボーカロイド聞かないからか?どんどん違和感が多くなってきて最後の方は飛ばし読みした。結末だけ読んで満足しちゃえる作品だった。 -
主人公の設定、ヒロインの最初のあたりの行動、全体のストーリー展開など突拍子もない要素がかなり多くて、読者は常に行き当たりばったりな行動につきあわされているような感覚だった。いまいちストーリーに感情移入できなかったけど、最低限最後だけは読ませる内容になっていたのでよかった。
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読みやすさ★★★★☆
誰かにあげたくなる★★★★☆
満足度★★★★★
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読後タイトルを読んで心にぐっと切なさと愛おしさの波が押し寄せて、思わず目が潤んでしまいました。
あと、挿絵のタイミングが絶妙すぎて唸ってしまいました……。
なんだかページをめくる指が止まらなくて、気がついたら一気読みをしてしまいました。
この世界で言うVOCALOIDと、歌と、生を絡めるとこんなに綺麗で儚くてきらきらとした物語ができるんですね。
王道的なボーイミーツガールではありますが、恋愛のお話というよりも、これは愛のお話です。
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『娯楽』★★★☆☆ 6
【詩情】★★★★☆ 12
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★★☆☆ 6
「人物」★★☆☆☆ 2
「可読」★★★☆☆ 3
「作家」★★★★☆ 4
【尖鋭】★★★☆☆ 9
『奥行』★★★☆☆ 6
『印象』★★★☆☆ 6
《総合》63 C
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