私を喰べたい、ひとでなし 8 (電撃コミックスNEXT)

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  • KADOKAWA (2024年2月26日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ) / ISBN・EAN: 9784049155310

作品紹介・あらすじ

「あたしはね、お前を助けに来たんだよ――人喰い狐。」

松山市内での旅行中に出会った、狐の妖怪・美胡の正体を知る謎の少女。
旅行後、普段の日常を送る美胡のもとに、その少女は突然現れる。

美胡の過去を知る謎の少女は、自身の正体として美胡とも因縁深いとある大妖怪の名を名乗り、
そして美胡がひた隠しにしてきた、消せない過去の過ちについて語り出すのだった…。

感想・レビュー・書評

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  • 破滅的な約束により比名子と汐莉には時間が生まれた形。当事者がどう思おうと暫くの間、二人は同じ時を過ごす事になる
    だからこそ、このタイミングで妖怪と人間が共に暮すのは本当に正しいかと改めて突きつけてくるエピソードを持ってくるのか。えげつない……


    美胡の古馴染みとして登場するは化け狸の椿ですか
    彼女を前にしての美胡の余裕の無さは、それだけ彼女の登場によって起き上がる過去を喜ばしく想っていない証拠かのよう

    3巻にて比名子は美胡の正体を知ってなお友達と言ってくれた。それでも椿の登場から始まってしまうだろう過去の追求は恐れたわけか
    美胡がひた隠す人喰い狐としての過去。それを過去の話と切って捨てられれば楽な話かも知れないが、椿が想起させるのは未来の話だね
    彼女の来歴はまだ見えないけれど、人間と親しくした事で彼女が裏切られたのなら、椿は美胡にとって未来の姿となるのかも知れない。そして裏切りの場に居るのはもしかしたら比名子かもしれない。それは美胡にとって恐るべき未来


    美胡の過去は容赦なく凄惨で残虐なもの。彼女が人間の敵であったと示している
    でも、坊主にや村人によって人間と縁を築いた彼女の姿も本物であるとも感じさせる。どちらかだけが美胡という人物を表す筈がない
    なのに椿が過去の振る舞いこそ美胡の正体だと言い寄ってくるのは邪悪に感じてしまう。それを不快に思い力を向ければ美胡の正体が暴かれたかのような構図になるのは如何ともし難い

    だからこそ、美胡の力を見て、椿の話を聞いて、それでも美胡を友達と言ってくれる比名子の言葉には癒やされるような心地になってしまったなぁ

    これで勝負は決した。そう思えただけに椿がした悪足掻きは美胡をどう変えてしまうの……?

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