星狩る獣の後宮 (メディアワークス文庫)

瀬那和章

• KADOKAWA (2024年8月23日発売)

作品紹介・あらすじ

豚になるな。狼になるな。ただ強き獣になれ。

三百年の歴史を刻む星殷国には、建国以来、受け継がれている契約があった。それは代々、東方の少数民族で特異な力をもつ『影守の民』の巫女を皇后に迎えること。
だが、新皇帝瑛学と恋仲にあった巫女ソマリが皇后に迎えられた半年後、契約は最悪の形で破られる。
妹のククナは姉の復讐のため、宮女として後宮に潜り込むが、美貌の皇子・白悠に気に入られて――。
心に獣を宿す少女が人の皮を被ったケダモノたちを狩る、壮絶なる中華後宮復讐譚。

感想・レビュー・書評

[ロカさんの感想 · 2024年8月24日]

後宮ものは定期的に読みたくなるのです。

[メディアワークス文庫公式さんの感想 · 2025年5月2日]

圧倒的に痛快!!! スリリングな後宮×復讐ファンタジー開幕!
豚になるな。狼になるな。ただ強き獣になれ。

三百年の歴史を刻む星殷国には、建国以来、受け継がれている契約があった。それは代々、東方の少数民族で特異な力をもつ『影守の民』の巫女を皇后に迎えること。
だが、新皇帝瑛学と恋仲にあった巫女ソマリが皇后に迎えられた半年後、契約は最悪の形で破られる。
妹のククナは姉の復讐のため、宮女として後宮に潜り込むが、美貌の皇子・白悠に気に入られて――。
心に獣を宿す少女が人の皮を被ったケダモノたちを狩る、壮絶なる中華後宮復讐譚。

[ツンさんの感想 · 2024年9月15日]

皇帝とこんなタイミングで対決しちゃうの？と思ったけど、そういう終わり方でしたか、なるほど。続きが読みたいです！

著者プロフィール

1983年兵庫県生まれ。2007年に第14回電撃小説大賞銀賞を受賞し、『under　異界ノスタルジア』でデビュー。真っ直ぐで透明感のある文章、高い構成力が魅力の注目作家。他の著作に、「花魁さんと書道ガール」シリーズ、『雪には雪のなりたい白さがある』『フルーツパーラーにはない果物』『今日も君は、約束の旅に出る』『わたしたち、何者にもなれなかった』などがある。

「2021年 『パンダより恋が苦手な私たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」