天才じゃない私たちが輝くために ~がんばる前に読みたい23の言葉~
- KADOKAWA (2024年5月1日発売)
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感想 : 14件
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784049156812
作品紹介・あらすじ
X(旧Twitter)総インプレッション数1億以上!
多くの共感と反響を呼んだ、現役教師・夏目にーにとその生徒たちの問答が書籍化。
「やりたいことがない」
「自己PRが苦手」
「好きなことで食べていけるか不安」
「物事が長く続かない」……
日常のなかでの悩み、将来への不安など生徒たちからの問いに、夏目にーに自身の経験や過去の生徒に共通することを照らし合わせズバッと回答。
今を生きるすべての人が前向きに進むためのヒントとなる1冊に。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
日常の悩みや将来への不安に寄り添うこの作品は、特に10代から20代の若者に向けた応援のメッセージが詰まっています。現役の美術教師であり、画家、漫画家でもある著者が、自身の経験や生徒たちとの問答を通じて...
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
Kinldleで公開されているものをまとめたものだが、更に踏み込んだ内容も追加されている。
冒頭、夏目にーに氏の簡単な自己紹介が書かれているけれど、そこに大きな気づきがあって、私は感嘆してしまう。
“あれ 俺 気づいたら 仕事でも マンガでも 誰かを激励している(p.6)”
「私もこんな先生に出会いたかった!」
「私もこんな大人になりたい!!(いや、もう大人なんだが…まだ死んでないから……)」
Kinldleで公開されているマンガでは、キーワード毎にエピソードが展開されていたけれど、このコミックでは
「日常生活での悩みやギモン」
「将来への不安」
「成長、変化のために大切なこと」
「天才じゃない全ての才能へ」
と4つの項目に分けてある。
…エピソード毎に1コマ漫画が追加されていて、中には痛烈な皮肉も。
“学校・会とか 何でも、基本 盛ってるよね?(p.30)"
……本当に。
進学も新卒も転職も仕事でも…あらゆる場面で(笑)
……自己啓発本でも書かれている気もするが、何事も貪欲に吸収する――それは全てをポジティブに受け止めあれる人とも言い表せる――人が伸びる。
「9学べなくても」「1学ぶ所があるんだったら良し」
と考える、怪獣ちゃんの姿。
そして一番刺さったのが、最後の描き下ろし。
Q.お金が無くても好きなことをやっていれば幸せになれますか?
A.なれないと思う 圧倒的に収入が安定した方が幸せ
自己肯定感が低くなる、自分の事で精一杯になることもさることながら、貧すれば鈍する……
上田惣子『マンガ 自営業の老後』( https://booklog.jp/item/1/4905073901 )でも、経済的な不安に陥った時、いつも「私が!私が!」となっていて、仕事をする上でのクライアントの意図を汲み取る力が無くなっていた事を反省していた。
独りよがりと天才は違う。 -
この感想は読みながら書いてます。
章?の切り替わりごとに改行してます。
納得してなくても出せ、とにかく出せっていうのは絵に限らず創作物全般に言えると思う。
私もこうして本の感想をブクログに上げたり、拙いながらもブログを書いたりしてて思う。
自分が納得してからじゃないと表に出したくないっていうのは、逃げなんだよ。
出さずにいたら批判されるかもしれない可能性から逃げられるじゃないか。
出して、それがけちょんけちょんに貶された時、耐えきれないと思ってるから「納得してないんで」とそれらしい理由をくっつけるんよな。
本音は、傷つきたくないから。
文章だって絵だって、それなりに自分の時間を使って、考えて、労力使って作ったものだもの。
そりゃ褒められたいし批判されたくないわな。
だから自分が納得したものしか出したくないって守りの姿勢に入る。
でも、意外と自分では上手くいかないものとか、クソだな、こんなもの誰がおもしろいと感じるねん、と思ってるものでも良い方に評価されたりするから、とにかく出せっていうのはほんとそう。
出したくないのは、批判されたくないのと、自分が作ったものがこんなに拙いものだと認めたくないのもあるな。
どちらにせよ、傷つきたくないんだよね。
自分はまだ出来る、こんなもんじゃないハズ、って思ってたいのよ。
面接で盛る話、就職や進学の当時に聞きたかったなぁ。
自己分析とか自分の過去を振り返ったり、将来どんな方向に進んでいきたいかとかのワークシートは書いたけど、「面接で盛っていい(※ただし嘘はダメ。ギリギリを狙え)」なんて聞いた事無かったから。
そこまではっきりと言葉にして伝えてもらわないと、私は察するとかなんとなくで把握することなんて出来ないので、自己PRがもう死ぬほど苦手だった。
もう二度と自分PRとか面接の練習なんてしたくない。
そう、言葉にして大っぴらには言わないけど、基本社会は盛ってるよね。それをいち早く把握、理解して、自分の行動に落とし込める人が強いんだろうな。
私はよわよわだ。
徹夜してる自分に酔うことあるあるだよね。
頑張ってる自分すごい、時間をかけて体力削って睡眠を我慢してまで努力すればきっといいものが出来るはず!っていう思い込みね。あるよね。
待ちの姿勢では何も起きないってのは、最初の「納得したものじゃないと出したくない」と同じだね。
自分に対する期待値が高すぎるんだ。
「今出せ」ほんとそう。
上手くなってから、納得いくものが出来てから、恥ずかしくないレベルになってから...
あれこれ出てくる理由は全て言い訳なんよな。
最初の「とにかく出せ」、次の「待ちの姿勢では何も起きないぞ」、そしてこの「今出せ」は全部おんなじことですね。
自分の作ったものが拙いなんて自分が一番分かってる。だから恥ずかしくて出せない。
でも、それで食っていけるようになりたいんだよね?なのにいつまでも温めておくの?って話しよな。
私も自分でブログ書いたり、アナログで描いた絵をインスタに上げたり、お喋り動画を編集してYouTubeに上げたりしてみてようやく分かったな。
やる最初の1歩が怖いのよ。でも、怖いのはその1歩だけだよ。
どうせ最初から批判されるほど見られないから。
そもそも批判されるには、多くの人の目に映る必要があるから。
あなたの作品、そんなにすごいの?ってことよね。
実はすごいと思ってるんだよね。どうしよう、私がこんなものを世に出したら注目浴びちゃうー!ってね。
そんなわけないのに。
...という言葉をどこかで目にして、確かにそうだと納得したので、私はへっぽこなりにブログやインスタやYouTubeなどネット上に自分をちょいちょい出すようにしてる。
どうせあなたの作品なんて、誰も見ないよ。
絵がすぐ上手くなる方法なんて無い、と続くと思った。あるんだ。
そっか、上手い人に直してもらうのね。
素直な強靭なメンタルがないと無理だろうな。
そして怪獣、分かる気するわ。
なんでも自分の養分にするのよね。
ファンの話、ブルーピリオドにも出てたな。
絵の世界ってそうなんかな。絵っていうか、芸術全般?
100人全員に好かれるなんてそもそも無理だし、30人に好かれるのも目指さなくていい。というか、目指すのは1人~3人くらいのコアなファン。ていう話。
幅広く好かれようと思ったら、表現はだいぶ丸くなるし、政治家みたいに何言ってるか分からんくなるしな。
多方面に向ければ向けるほどメッセージって伝わりづらくなる。
...と書いてたら、その後わりと直ぐに似たような話来たわ。
絵って誰でも描けるからこそ好きでいられるか?続けられるか?が大事なんだろうな。
子供でも描けるしプロでも描ける。素人でも描ける。いろんな人が絵を描く中で、「評価されること」だけに軸を置いていたらそりゃ辛い道にしかならんわな。
この著者は学校の教師もしているからこそ、生徒たちのその後もたまに見ることが出来て、しかも絵を描き続けてくれてることを知れたら、そりゃ泣きそうにもなるわな。嬉しいよね、きっとね。
「気分がいいから」でやってることは多い。
私の場合、散歩、お風呂に入る、髪を梳かす、掃除、食器洗い、歌う、音楽を聴く、絵を描く、消しゴムで消す、ヨガ、筋トレ、ぼーっとする、ノートにペンで文字を手書きで書く。
高尚な理由や意識の高い目的なんて無くても、ただただ気持ちがいいから、やるとなんだかスッキリするから。そんな理由でやったっていいじゃない。
そんなふうに優しく温かく背中を押してくれた感覚。
そうだね、特に堂々と言える動機や目標がなくたって、「気分がいいから」っていうふわっとした理由でやっても、いいんだ。
ラストの、「好きなことをしていればお金が無くても幸せか?」問題。
身も蓋もない、夢を見れない回答だけど、私もそう思う。
理想は好きなことして安定して高収入、だけどね。
お金がないだけで精神的に余裕がなくなるし、余裕がないと自分自分ばっかりで周りの人はもちろん、自分自身の将来とか未来について考えることも出来なくなってしまう。
お金がないと、自然と視野が狭くなるんだよね。
私はかつて夢見てばかりで、お金が無くても好きなことをしていれば幸せでしょ?と思ってたけど、実際にそれで幸せとは感じられなかった。
いつも周りや将来に怯えてばかりで、時間はあるはずなのに何も進まなかったなぁ。
今もそんなに変わってないんだけど、ほんの少しお金が安定してきたら、比例してメンタルも安定してきた。
絵描きとか芸術方面ってド貧乏と裕福が紙一重な世界なイメージがある。
貧乏でも絵が描けるなら幸せ、って心底思える人ならフリーランスや専業でもいいんだろうね。
でも今の時代の日本にそう思う人はどれくらいいるんだろう。いなさそうだな。 -
10~20代に向けての応援漫画 という感じ。
その年代の人には(1人の大人の参考意見として)非常にオススメできる。
他の世代も面白く読めるし、「そうそう、社会はそんなもんよ~」みたいな同意もある。
なによりも、「絵も描き続けている教師」という人の話を分かりやすく読める面白い機会だった。 -
美術教師、画家、漫画家の三つを兼業する作者の漫画。絵を描くということにまつわる考え方を作者の視点から面白おかしく伝えてくれる。等身大の含蓄のある言葉がわかりすく書かれているので美術を志す高校生くらいの方にはぜひ薦めたい。
怪物ちゃんの話は秀逸。 -
twitterで作者のツイートを見て購入した。
普段あまり自己啓発本は読まないが、これは面白いと思った。
作者や生徒の現実的な事例が、理論的かつわかりやすく、漫画で紹介されている。
作者の教師としての経験、また自身が絵を描き続けてきた長年の経験によって裏付けされていることがよくわかり、説得力がある。
仕事をしながら隙間時間で趣味を極めていきたい大人にも、子供の教育に携わる人にもおすすめの一冊。 -
漫画だけど、特別にブクログに登録。
特にアート系に進む人にはためになる本だと思う。ただ、私が学生の頃に読んでも納得できたかどうか。大人になった今ではすごく分かるし共感できる。 -
背ラベル:159.7-ナ
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背ラベル:159.7-ナ
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726/ナ
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読みやすい。
子供でもわかりやすいし
大人でも共感しながら読めると思う。
ストーリーは美術部の部員の悩みに答える著者(教員)がメインだが、美術に関心が無くても読みやすいと思った。 -
リアリティ溢れるド直球のアドバイスばかり。普通の会社だとこんな青臭いことを真面目に考える機会などあんまりないけども、生徒さんの人生に大きな影響を与える学校だからこそ成り立つ世界。学校での良いレッスンをおすそ分けしてもらった気分になった。
夏目にーにの作品
