龍の贄嫁〈上〉 (1) (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2024年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784049157741

作品紹介・あらすじ

「ああ、やっと見つけた。俺の唯一の“番”」
 神世と呼ばれる特区に十二の神々とその眷属が暮らす現代日本。彼らは穢れの多い現世で堕ち神とならないよう、ひとりの巫女を選ぶ。
 名家に生まれながら「無能な名無し」と虐げられた鈴は、異母妹の使用人として巫女見習いが集う女学院に通っていた。しかし、巫女選定の儀で冷酷無慈悲と名高い十二神将がひとり〈青龍〉に、何故か巫女以上の存在である“番”として選ばれてしまい――。
 これは、不遇な少女が奪われた大切なものを取り戻し、幸せを掴む和風シンデレラ物語。

感想・レビュー・書評

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  • 今流行りのシンデレラストーリー。十二神将、神に選ばれる巫女となる巫女見習い達が通う学校という設定は良いなと思う。だけどその見習い達だけでなく学校長である先代巫女までの意識の低さはどうかと思うしヒロインが取り敢えず虐げられていればいいというものではないと思う。そして説明が多く読み辛い。2巻に分けなくてもよかったのでは?

  • 美しい表紙と切ない好きセンサーが働いて衝動買いした作品です⟡.*
    下巻も発売されたので読み始めましたが、下巻が出るまで待ってから読んで本当に良かったです!いい所で終わったのでめちゃくちゃ続き気になります!!

    人の世を守るために神でありながら人と近しい存在でもある十二神将たちとその巫女に選ばれる人の子とのお話。そして、そこに絡んでくる人の世で先祖代々受け継がれてきた醜悪な穢れのお話。

    たった一人の神嫁として人の子から選ばれ生涯をかけて神に溺愛されるという憧れを誰もが持つ中で20年ぶりに開催された巫女選びの儀式で、最も有力候補とされた異母妹の日菜子を差し置いて青龍に選ばれた〈名無し〉の使用人(異母姉)。
    己の家の野望のために神をも欺き、たった一人の少女から搾取し続ける方法をとった春宮の醜悪さには人としてどうしてこんな酷いことができるのかと胸が痛みます。。。
    春宮家が彼女を隠す前、ずっと小さい頃から彼女を見つけ、たった一人の自分の番として将来を楽しみに待っていた竜胆にとって、春宮家の行為は許し難いものであり、彼女を迎え入れる為だけに長い時間をかけて準備をしてきた神域さえ彼女を守ることができず、昔も今も悲しみにずっと耐え続けた竜胆を思うととてもしんどいです。(ᵑ ᵔ ᵑ`∘)。ゥゥ…
    竜胆は無事彼女の真名を取り戻すことが出来るのか。そして、長年想い続けた気持ちは擦り切れかけて生きる気力すら失いかけた彼女にちゃんと届くのか。続きが楽しみです(*´艸`*)♡

  • 番として強い独占欲と溺愛に翻弄される、王道和風シンデレラストーリー!
    「ああ、やっと見つけた。俺の唯一の“番”」
     神世と呼ばれる特区に十二の神々とその眷属が暮らす現代日本。彼らは穢れの多い現世で堕ち神とならないよう、ひとりの巫女を選ぶ。
     名家に生まれながら「無能な名無し」と虐げられた鈴は、異母妹の使用人として巫女見習いが集う女学院に通っていた。しかし、巫女選定の儀で冷酷無慈悲と名高い十二神将がひとり〈青龍〉に、何故か巫女以上の存在である“番”として選ばれてしまい――。
     これは、不遇な少女が奪われた大切なものを取り戻し、幸せを掴む和風シンデレラ物語。

  • 鈴の立ち位置が残念なのは解ったけれど、読みにくい文章だなあ。

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