続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(9) (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2024年12月10日発売)
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本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784049159776

作品紹介・あらすじ

 サンフランシスコ暴動は収まり、平静を取り戻した。達也は暴動を引き起こした魔法ギャラルホルンの対抗魔法の開発を急いでいた。
 一方、日本の政界の黒幕でも動きが。元老院四大老の一人、穂州実明日葉が、四葉家への粛清計画を進めていた。彼女らが自分の縄張りだと見なしていた富士山麓の遺跡を達也が無断で発掘したためだ。魔法を絶対的に無力化する異能を持つ、次期当主の富貴花を中心に四葉の隠れ里襲撃を企てる。
 絶体絶命の四葉家だが、達也のことを憎む分家の当主、黒羽貢がどうやら不穏な動きをしており……。

感想・レビュー・書評

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  • 今回はやられっぱなしの展開にならなかったことで割とサクサクと読めた。これくらいの打ち返しがある方が読んでいて楽しい。最後のディーンがどのように行動を起こして波乱を起こすかくらいで止めてもらうほうがよい。ただ、七種先輩が全く出てこないのでカンパニーとは感がでてきた。

  • 司波達也が富士山麓のシャンバラ遺跡を見つけたことで、縄張りを自称していた四大老の穂州実明日葉は四葉家本拠地への襲撃を計画。
    黒羽貢は四葉を裏切り穂州実の配下となり、明日葉の孫娘の富貴花の魔法無効化の異能での結界破壊を目論む。
    達也はサンフランシスコで使われたシャンバラ文明の魔法ギャラルホルンに対応する魔法の開発を急ぐ。
    宇宙にいる九島光宣と桜井水波はパラサイトから人間に戻る魔法について話し合い、火星へ追放されたレイモンド・クラークらに連絡をとり、4人が地球に戻る意思をしめす。
    アメリカ洪門の幹部、朱元允は潜水艦でアラスカ逃亡中のロッキー・ディーンを李二郎の変化の魔法により達也のエレメンタルサイトから逃れる。
    四葉真夜の執事の葉山は元老院の支配人から四葉家へ鞍替えし、四葉は全長320mの方舟で本拠地を巳焼島に移動する。
    大亜連合と新ソ連は共同し、樺太と佐渡ヶ島の2方面からの同時侵攻を企む。
    四葉の本拠地攻撃が行われたのと同時に穂州実は「毒蜂」により暗殺される。
    四大老の東道を除く安西、樫和は動揺し桂木朱夏、十六夜家を使いそれぞれ探りを入れる。
    達也、東山、夕歌による共同研究はリーナの意見により群衆誘眠魔法ヒュプノス・チェインが完成する。

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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