安達としまむらSS2 (15) (電撃文庫)

  • KADOKAWA (2024年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784049159820

作品紹介・あらすじ

 安達と暮らし始めてしばらく。近々わたしの誕生日だ。
「あ、チャイナドレスは禁止ね」
「えっ」
「あれはクリスマス用だから」
「そうだったんだ」
「そうなんですよ」
 二人だけの行事が増えていくのは、そう、悪くない。

 二人の日常のさらに日常。書き下ろし多数の短編集、第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 大人になり安達と同棲をしているしまむら視点での第1章に、まだ二人とも高校生だったころ、付き合い始めて以降の安達視点の第2章に加えて、友人たちやそれぞれの家族視点で語られる第3章からなるSS集。高校生のころも大人になっても純粋にしまむら一途である安達と、どことなく安達に対してぎこちなかった高校生から"安達依存"とも言える大人になったしまむらの対比が刺さります。そして所々挟まれる不思議なエピソードは”99.9”に繋がっているのも良いですね。『安達としまむら』は永遠に幸せな二人でいられるということだ。実に尊い。

  • (2025年4月)
    購入して読み。
    SS1に続いて大満足だった。
    ずっと二人の物語が続いてほしいのだった。

    (2025年11月)
    持っているのに間違えてもう一回買ってもう一度読んでしまった。自分の記憶力の悪さと蔵書管理能力のなさを嘆きつつももう一度味わって読んだ。


    p94 しまむらのモノローグ
    大事な相手には長生きしてほしい。
    辛いことはなるべく先の方がいいじゃん。
    遠くにある間に少しでも楽しいことを増やしたいじゃん。
    幸せで固めてないと心がひび割れそうじゃん。
    →飄々としているしまむらの弱い柔らかい温かい部分。こういうところに安達はグッと来てるんだろうなあ…

    しまむら母と安達母の関係は中年女性としてはなんかもう希望が持てる。

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著者プロフィール

電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』シリーズなどを執筆

「2023年 『安達としまむら(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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