断章のグリム 完全版3 赤ずきん (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2025年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784049160109

作品紹介・あらすじ

「赤ずきん」が犯した、罪深き所業――。

田上颯姫の妹・瑞姫が住む街で起きた女子中学生失踪事件。怪奇現象「泡禍」解決の要請を受けた雪乃と蒼衣を待ち受けていたのは、敵意剥き出しの非公認騎士・馳尾勇路だった。失踪した少女の知人でもある彼は、二人を出し抜き単独で解決するために奔走する。だが「泡禍」は静かに新興住宅地を蝕んでいき――。
赤ずきん、お婆さん、狩人、狼。『赤ずきん』の登場人物に見立てられたものたちの正体を見破れるか。すべての起源に迫る『マリシャス・テイル』初収録の完全版・第3巻。

みんなの感想まとめ

物語は、女子中学生の失踪事件を中心に展開され、主人公たちが怪奇現象「泡禍」の解決に挑む姿が描かれています。非公認騎士の馳尾勇路が敵意を持ちながらも独自に事件に立ち向かう様子は緊迫感を生み出し、読者を引...

感想・レビュー・書評

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  • とにかく終始「このクソガキ!」と思っていたのだが、仲間から手痛い(手痛いどころではないか)おしおき食らうし、最終的には自分以外の同年代全滅だしで、最終的にはなかなかお労しいことに。
    子供ゆえの突っ走りではあったのだが、それでも擁護はし辛いし、風乃の言ったことが真理だと思う。
    もっと早く相談していれば、大人を頼っていれば。
    ただ今回の泡禍の被害は想定以上だったので、彼周辺を少し救えたところで結果はあまり変わらなかったかも。
    誤差範囲内くらいかも。
    やはり、泡禍はえげつない。

    今回は出張スタイルかつ雪乃さんは途中離脱に近かったし、既に「アリス」の手にも負えないことになっていたので、主役組の活躍はあまりなし。
    雪乃さんは後始末の方に駆り出された感じ。
    今回一番仕事していたのは、間違いなく葬儀屋ペアだろう。
    本当にお疲れ様でした!

    それにしても、赤ずきんは派生が多くて難易度高かったなあという印象。
    狼絡みの話も、赤色絡みの話にも派生するから収拾がつかない。
    そこが複雑でもあり、面白さでもあった。

    あと笑美さんが怖かった……ある意味泡禍より怖かったやも。

  • 相変わらずラノベなのにライトさが全く無いシリーズの第三巻目。今年冬になるようですが続巻も復刊予定!

    ・赤ずきんの童話では、食べてしまったお婆さんに成り代るオオカミが登場します。本作でも人を襲って成り代わる怪物が登場します。事件が始まったのが主人公たちが解決に乗り出す”2年前”ということで、既に街の住人の多くが成り代られており、とっくに手遅れな状況からお話がスタート!

    ラストは、今さら怪物を退治しても行方不明者が大量発生&大事件になるだけでどうしようもないと街ごと焼却して隠ぺい。徹底的に救いの無いストーリが素敵としか言えません

    ・今回、不幸No.1の登場人物が「馳尾勇路」くん。立ち位置は主人公達側で事件の事情を知った上で、俺の力だけで解決できる!&巻き込まれた幼馴染を守って見せる!と、反抗心&対抗心満載で主人公達の手を振り払って頑張ります。ですが、解決の邪魔にしかなっていなかった&守ろうとした幼馴染が災禍の犯人と知ってベキベキに心が折れた挙句、ラストで出奔。。。
    巻が進むと主人公たちを逆恨みして再登場と、何とも言えない不幸さです

  • 新装版ありがとうございます。

    赤ずきんは本当、最初から全て壊れていたというか……だから、壊しにきたんですよ。うん。そうとしか言えない。

    あと、ハサミのジョキジョキがトラウマになります。

  • 『Missing』『ほうかごがかり』甲田学人の伝説的傑作、完全版3巻
    「赤ずきん」が犯した、罪深き所業――。

    田上颯姫の妹・瑞姫が住む街で起きた女子中学生失踪事件。怪奇現象「泡禍」解決の要請を受けた雪乃と蒼衣を待ち受けていたのは、敵意剥き出しの非公認騎士・馳尾勇路だった。失踪した少女の知人でもある彼は、二人を出し抜き単独で解決するために奔走する。だが「泡禍」は静かに新興住宅地を蝕んでいき――。
    赤ずきん、お婆さん、狩人、狼。『赤ずきん』の登場人物に見立てられたものたちの正体を見破れるか。すべての起源に迫る『マリシャス・テイル』初収録の完全版・第3巻。

  • あらあら系お姉さんがえげつない能力を持ってる設定はみんな大好きです。
    規模、かけた年月、結末、どれを取っても苛烈でここまでで一番好き。完全版の続刊が楽しみ。

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著者プロフィール

1977年、岡山生まれ。津山三十人殺しの舞台となった津山市出身。二松学舎大学卒。民俗学および魔術に関して知識を豊富に持ち、『Missing 神隠しの物語』で電撃文庫デビュー。著書に『断章のグリム』『時槻風乃と黒い童話の夜』『夜魔』『ノロワレ』『霊感少女は箱の中』シリーズなど。

「2022年 『Missing13 神降ろしの物語〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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