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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784049160376
作品紹介・あらすじ
天涯孤独の身であり怪異が見える千曳泉は、「知人の嫁にぜひ」という突然の手紙に導かれ、上京する。そこで出会ったのは、怪異と戦う美しい青年・比良坂拝音。
彼は帝都を守護する最後の陰陽師であり、泉の結婚相手だった。
新婚生活の中で、無愛想ながらも泉の力を認め寄り添う拝音。特異な目を持つが故の孤独を抱えていた泉はその優しさに触れ、二人の距離は次第に近づいていく。
しかし、この結婚には国の命運をかけたある秘密が隠されていて――。
神話より結ばれし二人の、不器用な愛と絆の物語。
【登場人物】
・比良坂拝音(ひらさかはいね)
陸軍で特任顧問を務め、帝都最後の陰陽師として怪異を滅する任を担う。
日本人離れした美貌の持ち主。
・千曳 泉(ちびきいずみ)
天涯孤独の身であり、怪異を見ることができる”神照目”を持つ少女。
島根から上京してきた。内気な性格だが、芯は強い。
感想・レビュー・書評
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軍服と陰陽師なので少しだけ帝都物語を思い出しますが、あれほど禍々しくはありません。主人公となる少女(陰陽師の妻)の素朴さと健気さに作品の雰囲気は引っ張られてますね。妻となる過程やその後の扱われ方は、女性目線だと「ん!」と思うところはあるかもしれませんが、そういう時代ですね。
本書ではまだ出会い編という感じです。シリーズ化するのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怪異を見ることが出来る特異な目を持つが故の孤独を抱えていたヒロインと無愛想ながらヒロインの力を認め不器用な優しさもみえるヒーローという夫婦のバディもの。守られるだけではないヒロインの芯の強さがいいな。人ではなさそうと思っていた人物の正体が予想以上に大物だったのには驚いたけれどなにより最後に明かされたある人物の正体には全くの予想外でびっくり。
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突然の結婚から始まる、純度100%の和風シンデレラファンタジー
天涯孤独の身であり怪異が見える千曳泉は、「知人の嫁にぜひ」という突然の手紙に導かれ、上京する。そこで出会ったのは、怪異と戦う美しい青年・比良坂拝音。
彼は帝都を守護する最後の陰陽師であり、泉の結婚相手だった。
新婚生活の中で、無愛想ながらも泉の力を認め寄り添う拝音。特異な目を持つが故の孤独を抱えていた泉はその優しさに触れ、二人の距離は次第に近づいていく。
しかし、この結婚には国の命運をかけたある秘密が隠されていて――。
神話より結ばれし二人の、不器用な愛と絆の物語。 -
次に読んだ本のところにあったので読んでみました。
くらがり堂を書かれた作者さんでした。
何もわからないまま連れてこられた泉と一方的に彼女が嫁であると押し付けられた形の陰陽師の拝音。
いかつい同居人哲斎に見守られながら次第に近づいていく2人。
妖怪が見える泉の目を当てにしての縁組だと思っていたらもっと大きな目的がありました。
自信のない主人公が強さを手に入れられるのも良かったです。
著者プロフィール
峰守ひろかずの作品
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