識神さまには視えている2 吸血鬼、帝都に暗躍す (2) (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2024年12月25日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784049160420
作品紹介・あらすじ
鑑識技術が、異世界の怪異の謎を解き明かす。
史上初の女性陰陽師として、鑑識技術を活かし、兄の朔也とともに怪異が絡んだ不可思議な事件を解決に導いた詠美。
彼女たちはある夜、公爵の娘が実父を獣のように襲い、変死事件にまで発展する「悪魔憑き殺人」に遭遇する。
折しも陰陽寮廃止論が叫ばれる時代。二人は陰陽寮の存続のために捜査に奔走する。だがそんなとき、死者の魂を巫女の身に宿して犯人の正体を告発させる「巫女証言」が行われることになり――。
元警察官が描く妖怪×鑑識×怪異ミステリー、第2巻!
感想・レビュー・書評
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1巻から続く謎が一気に解き明かされ伏線も回収されただけでなく最後は何となく違和感を感じる場面はあったものの全く予想していなかった。けれど動機から考えると納得は出来る。あまりに綺麗におさまったので続編はないのかな?できれば出て欲しい
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鑑識×ミステリー×妖怪! 『座敷童子の代理人』著者・新シリーズ第2巻!
鑑識技術が、異世界の怪異の謎を解き明かす。
史上初の女性陰陽師として、鑑識技術を活かし、兄の朔也とともに怪異が絡んだ不可思議な事件を解決に導いた詠美。
彼女たちはある夜、公爵の娘が実父を獣のように襲い、変死事件にまで発展する「悪魔憑き殺人」に遭遇する。
折しも陰陽寮廃止論が叫ばれる時代。二人は陰陽寮の存続のために捜査に奔走する。だがそんなとき、死者の魂を巫女の身に宿して犯人の正体を告発させる「巫女証言」が行われることになり――。
元警察官が描く妖怪×鑑識×怪異ミステリー、第2巻! -
鑑識の知識で謎を解くスタイルだったから(それが物珍しいのもあるけど)忘れてたけどこれ怪異絡み系のミステリだったなと思わせる怒涛の展開の数々。でも人間ドラマ的な部分も忘れてはいけない。今回で一区切りと言わんばかりに全ての諸々を回収してくるとは思わなんだ。というかそこまでする⁈ 大きな謎の回収は勿論だけど設定を活かして小さな疑問をサラリと拾っていくスタイルもカッコいい。
巫女関連の諸々の情報が開示されたのもあったけど、今回は特に巫女周りが好きだったなぁ。なんかもう色々とズルい。
著者プロフィール
仁科裕貴の作品
