Unnamed Memory -after the end-V (11) (電撃の新文芸)

  • KADOKAWA (2025年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (452ページ) / ISBN・EAN: 9784049161434

作品紹介・あらすじ

「さあ、思考会議を始めましょう」
 外部者の呪具と、どこかに生まれ直すであろう夫を探して旅をするティナーシャは、久しぶりに戻った魔法大陸で不思議な行方不明事件に遭遇する。大陸のあちこちから思考委員として何人もの人間が同時に攫われ、帰ってこないというのだ。
 水の魔女カサンドラの助けを借りて、ティナーシャは一人事件の解明に挑む。そこには世界滅亡回避のために話し合いを繰り返す呪具が待っていた――。
 

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。個人的にはシリーズ(after~)最高傑作。
    前半と後半、2つにバックリ分かれている。
    特に、前半の思考会議がたまらない。これは大好物。
    久しぶりの魔法大陸で、オスカー&アカーシャ抜きでの
    対呪具戦
    今まで名前ぐらいしか出てこなかった、
    あの人々が参戦するのも激る
    後半はかなり大規模な呪具
    呪具といっていいのかわからんけど
    呪具というかシステムというか、これまた面白い設定。
    ラストとおまけでストレスをスカッと流してくれるので
    なんにせよ、読了感良し

  • 今回はティナーシャだけが生きていて、オスカーのいない世界。前半と後半で世界が変わります。
    前半はオスカーがいない、つまりアカーシアのない場面で人を絶望させながら殺すことを喜んでしまうような意思を持つ呪具を壊さないといけないこと。その際に用意したこちらの手駒がなんともゴージャス。
    後半はどうやらオスカーの転生者らしき人物が出てくるものの、その国自体がなかなかに謎めいていて、ティナーシャは表紙の通りなぜか囚われの籠の鳥状態ですごしている。
    残りの呪具もわずか。さあ、このお話の結末まで2人は一緒にいられるのか、どういう最後になるのか、とても楽しみです。

  • 最後の人生を生きるが。
    いつかはくる日だったとしても、何度目に起きるかなんて分からないからこそ毎回覚悟し会っていたのだろう。
    一人で終わりを迎えることになると思っていたからこそ、来訪は予想外だったろうな。

    「青の部屋」
    思い出した時は苦しく。
    時間がかかってしまったとはいえ、過去を全て思い返そうとしたら莫大な量なのだから時間もかかるだろうな。
    嬉しい時や幸せな瞬間を覚えているからこそ、辛い時は傷として大きく残るのだろう。

    「指輪の意味」
    贈り物は初めてのもの。
    自分から渡すのが初めてであったのならば、想いを込めていれば何であっても喜んで受け取ってくれただろう。
    過去に誰かがいたとしても、今は自身しかいないのだから気にし過ぎずともいいだろ。

  •  Unnamed Memory -after the end- 5
     アンネームドメモリーのateも随分と来ました。このシリーズ、結構長いですね。

     今回は、主にティナーシャのお話。生まれ変わっても、徐々に会いにくくなっている2人。会えないうちに、呪具に対峙しようとしてアイティリスの魔女たちに助けてもらうお話は、懐かしいやら寂しいやら。ラヴィニア…。

     しかし、後半のお話は、一気に1700年も飛んでますね。なんとまあ。
     1700年というと、仁徳天皇の時代から一気に現代に来るくらい時間が経過してますね。なんでそんなに飛ばすの?

     最後の大陸では、記憶をなくした夫を気遣うティナーシャがいじらしいというか、面倒くさいというか笑
     次は、なんだかハードな巻になるとか。読みたいような、読みたくないような。

  • ティナーシャを知らない人だからこそ感じる、見た目と中身とのアンバラスさや艶やかさを描写しつつも、それも一つの側面として違和感なくみれる魅力になっていたのが印象的だった。

  •  或いは巻頭、或いは作中、はたまた巻末。様々な場面で果ての無い物語にも終焉がある事を暗に示すような巻だった。それでもやっぱり先の景色にはまだ遠い。

     今までサラリと出てた用語の詳細が明かされるばかりではなく懐かしい面々が再登場したりと懐かしさが込み上げてくることも。状況はシリアスで不安なはずなのに段々オールスター映画のような状況になってきて謎の笑いが込み上げてきたまである。

     それにしても相変わらずサラリと大事件発生しておられる。今回の年表、ate1巻かそれ以上の情報の密度だったような。

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著者プロフィール

第20回電撃小説大賞、最終選考作『監獄学校にて門番を』(電撃文庫刊)にてデビュー。メディアワークス文庫『死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録』など著書多数。『Unnamed Memory』(電撃の新文芸)が「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)にて単行本・ノベルズ部門第1位を獲得するなど、今、若者から注目を集める作家の一人。

「2022年 『Unnamed Memory -after the end-II』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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