ダイエット (あすかコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 117
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049240948

感想・レビュー・書評

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  • 父に成りきれない男たち、母から女になる実母、女から母になる数子、太るって痩せるって食べるって何

  • 短編。表紙はサバ。
    たとえばこのマンガを映画にしようとか、アニメ、小説でも
    きっとまったく感動は得られない。
    家族の確執や、キャラクターたちの大島弓子にしか描けない、本当に淡々とした、
    そして重さを感じる人にはより重く、わからない人にも押しつけない、
    おそろしいほどのオリジナル、唯一無二のマンガ家の仕事による、国宝のような作品。
    これに匹敵するのは「さようなら女達」くらいだと思う。
    「私ははじめて食べ物をおいしいと思った」
    これに泣かない30代以上の女性は、たぶんいない。

  • 何度も読んでしまう。
    着眼点が、表現が、飛び抜けている。
    うまく言葉にできないのだけど、とにかくすごい。
    絵が上手いかと言われたら、よくわからない。
    でも絵に感情をのせるのはピカイチ上手いと思う。
    内容は短編3本で、前半2本は猫のマンガです。
    猫の話も好きなんだけど、表題のダイエットはその名の通り過食とダイエットを繰り返す女の子の話。
    辛いとき読み返してしまう。

  • 優しいお話。

    私はどれだけ許されてきたんだろう

  • 大島弓子さんが1988年に「ASUKA」に発表した3作品が収録されています。標題作の「ダイエット」がメインの傑作。あとの二作品は、愛猫サバのお話です。

  • 大島弓子が好きだ

  • この人の漫画はどこかぶっ飛んでいて展開に無理もあるのだけど本当に奥が深いのです。癖があるけれどもはまったら抜け出せない、この本もまさにそうなのです。面白いです。しめ縄福子さん。

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大島弓子の作品

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