3レボリューション 第1巻 (あすかコミックス)

著者 : はるえるぽん

• KADOKAWA (2004年3月17日発売)

感想・レビュー・書評

[niroさんの感想 · 2022年10月28日]

異星人との遭遇で体に異変が起きてしまった三兄弟のドタバタコメディ。騒動の元凶で本来なら引っ掻き回す側のはずのトリックスターまで予想外の出来事に混乱しているのが面白い。

ただ、一部の設定が過去作とかぶっているのが気になるところ。
・三兄弟の長男と三男が重度のブラコンで、次男は蚊帳の外→『コンプレックス192』の北野三兄弟
・人格の分裂→『US』
（2巻によると最初に考えていたものとは変わったそうなので、その辺が原因？）

物語は「体の変異」＝《現在、何が起きているか》が中心なので、キャラクターの厚み・深みの描写が物足りない。同じ弟なのにサクヤがアキトをトモヤ並みに可愛がらないのはなぜか（もう手がかからないから？）、なぜトモヤはアキトに懐いていないのか（積極的にトモヤの世話をしないから？　ツッコミ役でよく怒るから？）など、もう少しキャラクターを深掘りした描写がほしい。

[ハーフさんの感想 · 2010年2月28日]

宇宙から落ちてきたナゾの異性人が持っていた寄生生物の影響で、3男（赤ちゃん）が成長したり、2男が女になったり、長男が幽体離脱するお話です。