- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784051017965
感想・レビュー・書評
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練気功と動功に二つに分かれているのが特徴。
他の流派では、動功と練気功的なものが同時に含まれたものもあるが、これは相当慣れないときつい姿勢に固くなって、気を感じたり練ったりするのは難しい人もいるだろう。
練気功は、気の感覚化・感覚の強化、それと気を練ることに集中しているし、姿勢もあまりきつくないので、練気には効率が良い。
動功は、歩幅の狭い馬歩を中心にしているので、気の強化だけに集中している。
仙道をやるなら、試しに半年一年くらいやってみる価値はあると、気の観点から大いに思う。
---
練気功は、高藤氏が初めは内功(周天)だけをやっていて、行にいきづまり、それを打開するために気功法を研究しているなかで創りあげられた、効果の高いものを集めた成果。
研究の中で、内功と「表裏一体」をなす外功の必要性を知ったという。(外功の重要性)
(驚異の超人気功法 P128-131)
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精がついてくるのはよいが、それだけではまだ本当に健康になったとはいえない。運動不足の体では、気(と血)の巡りが悪く、せっかくの精も宝の持ち腐れとなる。
そこで仙道では体内の気血の流れを良くするため、昔から伝わる動功などの仙道体操をするわけである。
気(血)の巡りだけを良くするならスポーツでもやった方がよいと思うだろうが、仙道体操に較べて動作が速すぎ激しすぎるので、あまり健康でない人の場合、気の巡りを良くするどころか、逆にすり減らしてしまう。
それに西洋のスポーツは、ある特定の部分ばかり鍛えるので、その場所だけに気の集中化をうながすという悪い面がある。そのため全身的にみると気のアンバランスがよけいひどくなる。体を鍛えているはずの一流スポーツ選手に、内臓を初めてとして体のあちこちに故障があるのはそのためである。
(仙人入門 P115-116)
---
内功だけでは、気功法は不十分で、必ず外功も併用しないと気血の調和がとれないというアドバイスも参考に値する。事実、因是子は内功だけをやっていていきづまり、死ぬまでこれを続けたのである。
(現代中国の仙人 P11)
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練気功は、ただの準備体操ではありません。
それに、本来は動功をやった後に練気功をやります。
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馬歩(動功)は練気功の次の段階というより、練気功を補うもの。
練気功は、気を巡らし放出させて気感を養う訓練。
練気功ばかりやると気がどんどん外へ流れ出てしまう。
対して動功(馬歩)は気を発生させる訓練。
馬歩は、やっていると特定の部位に気が発生して行くのが実感できる。
動功は、馬歩または片足馬歩で行うが、その状態で気を発生させながら特定の部位に気を集めるとか、ある部分を特に強化するとか、保全するとか、それぞれ目的がある。
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内功は、まず丹田に強い陽気を発生させ、それを経絡に流して陽気を練っていきます。外功も、基本的にそれと同じ理屈です。
つまり、動功で最初に強い陽気を発生させ、それを練気功で循環させて陽気をさらに練って行く、というのが本来のプロセスです。
陽気の発生⇒全身に循環させる⇒気の質が変化する
---
時間が取れるのなら、動功・練気功を全体でセットとして繰り返し行ってもいいし、馬歩や馬歩行などの時間を長くしてもいいと思います。
時間が長く取れない人でも、例えば今日は馬歩しかやらない、とかスワイソウしかしないとかではなく、全体をセットとして行った方がいいです。
体を満遍なく鍛えるようになっているためです。
本では、練気功→動功の順になっていますが、本当は動功(一式→二式)→練気功(一式→二式) の順に行います。
動功で気を強化して、練気功で気を練ります。それから内功(周天)を行うということです。
腰を平行に落とすというより、馬歩系は太腿が地面に対して平行になるくらいまで下げれるようになれば、すごいパワーがでると思います。
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練気功は、高藤先生のオリジナルだと思っておられる方が多いようですが、そんな事は決してなくて、れっきとした伝統を踏まえたものです。
元になっているのは少林系の気功です。
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練気功で息を吐く場合、鼻から吐く方法と口から吐く方法とがありますが、その使い分けは、頭の邪気を抜く場合は鼻を使い、内臓の邪気を抜く場合は、主に口から吐くそうです。
特に内臓の邪気を抜く場合、邪気の溜まっている箇所に意識をかけると良いそうです。
息を吐くときの強さも、邪気を抜く事を主な目的とする場合は、少し強めに吐けば良いそうですが、余り呼気を強くし過ぎると、気が抜け過ぎてしまうので、注意が必要との事です。
何度か、先生に練気功の手本を見せて頂いた事がありますが、先生の呼吸はごく自然と云うか、動作に合わせて、軽く鼻から吐く程度でした。
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大陸書房の『仙人になる法』にも書いてありましたが、仙道でも武術でも、あるレベルを超える為には、どうしても行だけに集中する期間が必要のようです。
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練気功は、教える時代によって変遷があったそうですよ。
例えば擺腕の動作にしても、動きが変わっていると別のお弟子さんから直接聞きました。
弟子の間でも教わり方によって違いが出てきたのでしょうね。
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練気功は、 ムーでの特集記事→超人気功法→ムーのビデオと福昌堂のビデオ→符咒気功法 の順に読むと、変遷の歴史が分かるよ。
---
高藤HPより
Q.練気功は気が外に流れると聞きましたが、内功やるのに必要なんですか。
A…普通の人では間違いなく気が漏れます。でも身体が硬い人、虚弱な人の場合、身体のバランス、気血の流れを整えるためかならずやらないといけません。
身体の柔らかい人、姿勢の悪くない人の場合、やらなくてもいい場合があります。
と、書いてありました。
因みに動功は強精用、だから併用してみてるのですが・・・
高藤氏の書籍は細かい部分は食い違いがあったりするので、ある程度は自分なりに解釈して進むしかないかと。
中医学では、日本人の大半は虚弱体質(気虚)に分類される。
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投稿者:くろ
こんにちは。昔の八段錦や易筋経などを見てみると、ものによって色々なバリエーションがあるものの、昔の高藤シリーズの気功は割とオーソドックスなものをきちんと集めてきているんだな、というのが最近わかってきました。現代の中国では、道教などがルーツのドロドロしたところや武術のエグいところはきれいに整理されてしまうと思うので、そろそろそういう情報を手に入れられるのは最後の時代なのかもしれません。
投稿者:AIN
くろさん。以前、古い外功の図説を纏めて出版した中国の本を買って読んだんですけど、本当にいろいろなバリエーションがありますね。高藤氏の本って、宗教的な技法をかなり無臭化してるのがよく解ります。中国は最近は悪いニュースばかり伝わってくるんですけど、こういった伝統的な技法を上手いこと科学と合わせて、活かしたものを世界に広めてくれれば、面白いんですけどね。
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688 名前:昔の掲示板のログ 投稿日: 2007/01/16(火) 21:00:17
#5677 参考になれば(高藤気功) 紹興酒
超人気功法を、まず4時間やる、次に武息を1時間半、肛門、下腹を鍛えて、毎日3ヶ月やる、
精をためることはそれ以上に大切です。
そうやっているとある日突然、座って武息をやるのと同じように尾てい骨から、お湯のような熱エネルギーが全身に流れます。(これは本にも書かれてません)まずそこをめざしてください。
次の段階は、またにします。ちなみに、(高藤さんは、気の力は、もの凄かったですよ)。
今書いた状態にまで最低行かないと気功は何年経っても自己満足のままで終わりますよ。
まずこの段階まできてください。
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#5901 2002/11/07(木) 00:01 紹興酒 返信文
RE2: 紹興酒 さんへ #5915
はじめまして。質問に対してですが、いかなる行をやろうとも最初に、一番重要なことは、精をたくさんためていくことです。エネルギー(精)を気功や武息を使って、気に変換していくのですが、あなたの場合、行をやる前に、熱つまり、気の元になる精がぜんぜん足りないのです。
それをたくさんためながら、行にはげんでください。超人気功法の内容で十分できますよ。
あまりいろいろナ行をやらないほうがいいですよ。時間を作るのが大変だし、これだけでもかなり時間をとりますから。精をためることに注意してください。信じられないくらい早く効果がでますよ。
精進してください。では。。。。。
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695 名前:紹興酒 投稿日: 2007/01/20(土) 13:36:28
なぜか、わたしの過去ログがコピペされてるので新しく追加、しておきます。
超人気功法が、できてくると、どの動作をやっても(コレ大変重要なことですよ)、一息吸うたびに、気が足元から頭まで一気に流れ出ます。
本当に、お湯のようにはっきりと流れます。感じが、したとか、這い回ったとか、などとあいまいなものでは、ありません。
手の動作、足の動作どれをとっても、ねばっこくなり、気の感覚が、物理的にはっきりとわかるようになります。
ここまでできた方いますか?できてない方は、気のパワーがまだまだ、たりませんので、精をたくわえて、力をつけてください。精をためることは、(気を取り入れること)最初は、一番大事ですよ。
言葉は悪いですが、私は、型だけの力のない気功を、自己満足気功、又は、ダンス気功と呼んでいます。
みなさんは、そうならないように。。。。
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696 名前:紹興酒 投稿日: 2007/01/27(土) 01:13:40
参考になれば(小周天編)
上記の段階までいけば、小周天も、丹田か、尾骶骨に意識をかけて呼吸法をやるだけで、どんどん気が、回ります。
つまり気功法、小周天、どれから入っても、きちんと片方ができていれば、どちらもできるようになります。
小周天は、私の場合、椅子に座ってやりました(こうしないと、床に座るのは、長時間になるとキツイため)
ただ何度もいいますが、最初は、気を強化するのがとても大変です、しかし一度この境地には入れたら、仙道がとても面白くなってきますよ。
本気でやっているのなら、どんどん行も進みます。最低ここまで、がんばってください、またどこかでお会いしましょう。
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Re: 高藤聡一郎先生のアドバイス(追加です)
Posted by サスケ on 2000/05/23 22:51:44:
In Reply to: 高藤聡一郎先生のアドバイス Posted by サスケ on 2000/05/21 23:13:37:
蓮太郎さん、TAIZOUさん、レスありがとうございます。
内功と外功の関係についてもうひとつ言っておられました。
小周天をやっていくと気の感覚が鋭くなっていき、あたかも気のパワーが強くなったと感じるのですが
実は気のパワーはそれほどつよくはならないそうです。
気に対して敏感になったため錯覚をおこすそうです。
気を感覚化するのはさほど難しくないけど強めるのが大変だということです。
そのために動功をやるそうです。
つまり小周天段階では外功は必要不可欠なのではないでしょうか?
もちろん個人差はあると思いますが・・・。
私もその言葉を聞いて必死に動功、練気功をやったものです。
クンダリーニヨガなどをやっていられる方も気功を併用しているケースがありますがそのためではないでしょうか?
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Re[2]: 高藤聡一郎先生のアドバイス(追加です)
Posted by TAIZOU on 2000/05/26 19:03:15:
In Reply to: Re: 高藤聡一郎先生のアドバイス(追加です) Posted by サスケ on 2000/05/23 22:51:44:
サスケさん、こんばんは。
サスケさんの言われる通り、動功は気のパワーを高めるために行いますよね。
どの段階まで外功を行った方が良いかですが、私は、大周天(採薬前)までは、行った方がよいと思っています。
全身周天の最終段階、大周天(採薬前)段階で
練気功第一式をやると、体外に気が広がるのを感じます。
さらに、練気功第二式をやると、体外にボワーッと広がっていた気が
ギュッと締まる(気の質が変わる)のを肌で感じることが出来ます。
高藤先生が教えていた頃には、上級コースでもキッチリと練気功、
動功をやらせていたという話です。
(上級コースとは、中級・大周天コースの次のコースで、
スーパービジョンで陽神を作らせたりしたらしい。
'95年当時の仙道練気功協会の案内に書いてありました。)
そういえば、
初級コースの人たちが外功をやっているところに高藤先生が来て、
「寒い、寒い、気のパワーが弱い!!!
上級コースの方は暖かかったぞ。」
みたいなことをおっしゃってたそうです。
仙道を指導する時の高藤先生はかなり厳しかったと聞いています。
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public-enemyさんのレビューは間違いが多い。参考にしないように。
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名前:とかげねこ:2014/08/17
驚異の超人気功法は、シリーズの2作目で、ほかの本に2作目を参照するように書いてあったりするのでぜひ読みたい。参考書籍としても必要。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初読んだときにはとにかく衝撃だった。まだ気功という言葉が日本で知られていなかった時代。前半は読み物としても非常に面白い伝説の超人的な気功の達人のエピソード。後半は実践編。気を感じるテクニックの下りを真似してみると、ほんとに感じられ、一つひとつのステップがわかりやすく、しかもすぐに効果が感じられるので、毎日夢中になってやってた。流石に動功の辺りになると、どうにもきつくて挫折してしまったが、地道に取り組めば武功まで進むことも可能だろう。
山のように気功本が出た現在でも、価値がまったく落ちてない。巻末に紹介された瞑想で気のパワーを強化していく話も貴重。
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練気功と動功に二つに分かれているのが特徴。
他の流派では、動功と練気功的なものが同時に含まれたものもあるが、これは相当慣れないときつい姿勢に固くなって、気を感じたり練ったりするのは難しい人もいるだろう。
練気功は、気の感覚化・感覚の強化、それと気を練ることに集中しているし、姿勢もあまりきつくないので、練気には効率が良い。
動功は、歩幅の狭い馬歩を中心にしているので、気の強化だけに集中している。
仙道をやるなら、試しに半年一年くらいやってみる価値はあると、気の観点から大いに思う。
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練気功は、高藤氏が初めは内功(周天)だけをやっていて、行にいきづまり、それを打開するために気功法を研究しているなかで創りあげられた、効果の高いものを集めた成果。
研究の中で、内功と「表裏一体」をなす外功の必要性を知ったという。(外功の重要性)
(驚異の超人気功法 P128-131)
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精がついてくるのはよいが、それだけではまだ本当に健康になったとはいえない。運動不足の体では、気(と血)の巡りが悪く、せっかくの精も宝の持ち腐れとなる。
そこで仙道では体内の気血の流れを良くするため、昔から伝わる動功などの仙道体操をするわけである。
気(血)の巡りだけを良くするならスポーツでもやった方がよいと思うだろうが、仙道体操に較べて動作が速すぎ激しすぎるので、あまり健康でない人の場合、気の巡りを良くするどころか、逆にすり減らしてしまう。
それに西洋のスポーツは、ある特定の部分ばかり鍛えるので、その場所だけに気の集中化をうながすという悪い面がある。そのため全身的にみると気のアンバランスがよけいひどくなる。体を鍛えているはずの一流スポーツ選手に、内臓を初めてとして体のあちこちに故障があるのはそのためである。
(仙人入門 P115-116)
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内功だけでは、気功法は不十分で、必ず外功も併用しないと気血の調和がとれないというアドバイスも参考に値する。事実、因是子は内功だけをやっていていきづまり、死ぬまでこれを続けたのである。
(現代中国の仙人 P11)
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練気功は、ただの準備体操ではありません。
それに、本来は動功をやった後に練気功をやります。
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馬歩(動功)は練気功の次の段階というより、練気功を補うもの。
練気功は、気を巡らし放出させて気感を養う訓練。
練気功ばかりやると気がどんどん外へ流れ出てしまう。
対して動功(馬歩)は気を発生させる訓練。
馬歩は、やっていると特定の部位に気が発生して行くのが実感できる。
動功は、馬歩または片足馬歩で行うが、その状態で気を発生させながら特定の部位に気を集めるとか、ある部分を特に強化するとか、保全するとか、それぞれ目的がある。
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内功は、まず丹田に強い陽気を発生させ、それを経絡に流して陽気を練っていきます。外功も、基本的にそれと同じ理屈です。
つまり、動功で最初に強い陽気を発生させ、それを練気功で循環させて陽気をさらに練って行く、というのが本来のプロセスです。
陽気の発生⇒全身に循環させる⇒気の質が変化する
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時間が取れるのなら、動功・練気功を全体でセットとして繰り返し行ってもいいし、馬歩や馬歩行などの時間を長くしてもいいと思います。
時間が長く取れない人でも、例えば今日は馬歩しかやらない、とかスワイソウしかしないとかではなく、全体をセットとして行った方がいいです。
体を満遍なく鍛えるようになっているためです。
本では、練気功→動功の順になっていますが、本当は動功(一式→二式)→練気功(一式→二式) の順に行います。
動功で気を強化して、練気功で気を練ります。それから内功(周天)を行うということです。
腰を平行に落とすというより、馬歩系は太腿が地面に対して平行になるくらいまで下げれるようになれば、すごいパワーがでると思います。
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練気功は、高藤先生のオリジナルだと思っておられる方が多いようですが、そんな事は決してなくて、れっきとした伝統を踏まえたものです。
元になっているのは少林系の気功です。
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練気功で息を吐く場合、鼻から吐く方法と口から吐く方法とがありますが、その使い分けは、頭の邪気を抜く場合は鼻を使い、内臓の邪気を抜く場合は、主に口から吐くそうです。
特に内臓の邪気を抜く場合、邪気の溜まっている箇所に意識をかけると良いそうです。
息を吐くときの強さも、邪気を抜く事を主な目的とする場合は、少し強めに吐けば良いそうですが、余り呼気を強くし過ぎると、気が抜け過ぎてしまうので、注意が必要との事です。
何度か、先生に練気功の手本を見せて頂いた事がありますが、先生の呼吸はごく自然と云うか、動作に合わせて、軽く鼻から吐く程度でした。
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大陸書房の『仙人になる法』にも書いてありましたが、仙道でも武術でも、あるレベルを超える為には、どうしても行だけに集中する期間が必要のようです。
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練気功は、教える時代によって変遷があったそうですよ。
例えば擺腕の動作にしても、動きが変わっていると別のお弟子さんから直接聞きました。
弟子の間でも教わり方によって違いが出てきたのでしょうね。
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練気功は、 ムーでの特集記事→超人気功法→ムーのビデオと福昌堂のビデオ→符咒気功法 の順に読むと、変遷の歴史が分かるよ。
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高藤HPより
Q.練気功は気が外に流れると聞きましたが、内功やるのに必要なんですか。
A…普通の人では間違いなく気が漏れます。でも身体が硬い人、虚弱な人の場合、身体のバランス、気血の流れを整えるためかならずやらないといけません。
身体の柔らかい人、姿勢の悪くない人の場合、やらなくてもいい場合があります。
と、書いてありました。
因みに動功は強精用、だから併用してみてるのですが・・・
高藤氏の書籍は細かい部分は食い違いがあったりするので、ある程度は自分なりに解釈して進むしかないかと。
中医学では、日本人の大半は虚弱体質(気虚)に分類される。
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投稿者:くろ
こんにちは。昔の八段錦や易筋経などを見てみると、ものによって色々なバリエーションがあるものの、昔の高藤シリーズの気功は割とオーソドックスなものをきちんと集めてきているんだな、というのが最近わかってきました。現代の中国では、道教などがルーツのドロドロしたところや武術のエグいところはきれいに整理されてしまうと思うので、そろそろそういう情報を手に入れられるのは最後の時代なのかもしれません。
投稿者:AIN
くろさん。以前、古い外功の図説を纏めて出版した中国の本を買って読んだんですけど、本当にいろいろなバリエーションがありますね。高藤氏の本って、宗教的な技法をかなり無臭化してるのがよく解ります。中国は最近は悪いニュースばかり伝わってくるんですけど、こういった伝統的な技法を上手いこと科学と合わせて、活かしたものを世界に広めてくれれば、面白いんですけどね。
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688 名前:昔の掲示板のログ 投稿日: 2007/01/16(火) 21:00:17
#5677 参考になれば(高藤気功) 紹興酒
超人気功法を、まず4時間やる、次に武息を1時間半、肛門、下腹を鍛えて、毎日3ヶ月やる、
精をためることはそれ以上に大切です。
そうやっているとある日突然、座って武息をやるのと同じように尾てい骨から、お湯のような熱エネルギーが全身に流れます。(これは本にも書かれてません)まずそこをめざしてください。
次の段階は、またにします。ちなみに、(高藤さんは、気の力は、もの凄かったですよ)。
今書いた状態にまで最低行かないと気功は何年経っても自己満足のままで終わりますよ。
まずこの段階まできてください。
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#5901 2002/11/07(木) 00:01 紹興酒 返信文
RE2: 紹興酒 さんへ #5915
はじめまして。質問に対してですが、いかなる行をやろうとも最初に、一番重要なことは、精をたくさんためていくことです。エネルギー(精)を気功や武息を使って、気に変換していくのですが、あなたの場合、行をやる前に、熱つまり、気の元になる精がぜんぜん足りないのです。
それをたくさんためながら、行にはげんでください。超人気功法の内容で十分できますよ。
あまりいろいろナ行をやらないほうがいいですよ。時間を作るのが大変だし、これだけでもかなり時間をとりますから。精をためることに注意してください。信じられないくらい早く効果がでますよ。
精進してください。では。。。。。
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695 名前:紹興酒 投稿日: 2007/01/20(土) 13:36:28
なぜか、わたしの過去ログがコピペされてるので新しく追加、しておきます。
超人気功法が、できてくると、どの動作をやっても(コレ大変重要なことですよ)、一息吸うたびに、気が足元から頭まで一気に流れ出ます。
本当に、お湯のようにはっきりと流れます。感じが、したとか、這い回ったとか、などとあいまいなものでは、ありません。
手の動作、足の動作どれをとっても、ねばっこくなり、気の感覚が、物理的にはっきりとわかるようになります。
ここまでできた方いますか?できてない方は、気のパワーがまだまだ、たりませんので、精をたくわえて、力をつけてください。精をためることは、(気を取り入れること)最初は、一番大事ですよ。
言葉は悪いですが、私は、型だけの力のない気功を、自己満足気功、又は、ダンス気功と呼んでいます。
みなさんは、そうならないように。。。。
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696 名前:紹興酒 投稿日: 2007/01/27(土) 01:13:40
参考になれば(小周天編)
上記の段階までいけば、小周天も、丹田か、尾骶骨に意識をかけて呼吸法をやるだけで、どんどん気が、回ります。
つまり気功法、小周天、どれから入っても、きちんと片方ができていれば、どちらもできるようになります。
小周天は、私の場合、椅子に座ってやりました(こうしないと、床に座るのは、長時間になるとキツイため)
ただ何度もいいますが、最初は、気を強化するのがとても大変です、しかし一度この境地には入れたら、仙道がとても面白くなってきますよ。
本気でやっているのなら、どんどん行も進みます。最低ここまで、がんばってください、またどこかでお会いしましょう。
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Re: 高藤聡一郎先生のアドバイス(追加です)
Posted by サスケ on 2000/05/23 22:51:44:
In Reply to: 高藤聡一郎先生のアドバイス Posted by サスケ on 2000/05/21 23:13:37:
蓮太郎さん、TAIZOUさん、レスありがとうございます。
内功と外功の関係についてもうひとつ言っておられました。
小周天をやっていくと気の感覚が鋭くなっていき、あたかも気のパワーが強くなったと感じるのですが
実は気のパワーはそれほどつよくはならないそうです。
気に対して敏感になったため錯覚をおこすそうです。
気を感覚化するのはさほど難しくないけど強めるのが大変だということです。
そのために動功をやるそうです。
つまり小周天段階では外功は必要不可欠なのではないでしょうか?
もちろん個人差はあると思いますが・・・。
私もその言葉を聞いて必死に動功、練気功をやったものです。
クンダリーニヨガなどをやっていられる方も気功を併用しているケースがありますがそのためではないでしょうか?
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Re[2]: 高藤聡一郎先生のアドバイス(追加です)
Posted by TAIZOU on 2000/05/26 19:03:15:
In Reply to: Re: 高藤聡一郎先生のアドバイス(追加です) Posted by サスケ on 2000/05/23 22:51:44:
サスケさん、こんばんは。
サスケさんの言われる通り、動功は気のパワーを高めるために行いますよね。
どの段階まで外功を行った方が良いかですが、私は、大周天(採薬前)までは、行った方がよいと思っています。
全身周天の最終段階、大周天(採薬前)段階で
練気功第一式をやると、体外に気が広がるのを感じます。
さらに、練気功第二式をやると、体外にボワーッと広がっていた気が
ギュッと締まる(気の質が変わる)のを肌で感じることが出来ます。
高藤先生が教えていた頃には、上級コースでもキッチリと練気功、
動功をやらせていたという話です。
(上級コースとは、中級・大周天コースの次のコースで、
スーパービジョンで陽神を作らせたりしたらしい。
'95年当時の仙道練気功協会の案内に書いてありました。)
そういえば、
初級コースの人たちが外功をやっているところに高藤先生が来て、
「寒い、寒い、気のパワーが弱い!!!
上級コースの方は暖かかったぞ。」
みたいなことをおっしゃってたそうです。
仙道を指導する時の高藤先生はかなり厳しかったと聞いています。
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public-enemyさんのレビューは間違いが多い。参考にしないように。
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名前:とかげねこ:2014/08/17
驚異の超人気功法は、シリーズの2作目で、ほかの本に2作目を参照するように書いてあったりするのでぜひ読みたい。参考書籍としても必要。