ファウスト博士の超人覚醒法―超能力獲得プログラム (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)

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  • 学習研究社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784051028541

感想・レビュー・書評

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  • 神秘行の入門書として良くまとまっていましたね。
    特に食療法やオーラ関係の部分は参考になるでしょう。
    ある意味あの本は、高藤本より強烈に影響を受けたと思う。
    その影響で水浴びと自己観察はよくやります。
    食餌は血液を増やすおかゆですね。
    こっちはめんどくさいからやってなかった…
    ---
    自己観察は仙道でも大事ですね。
    この本は神秘行とか抜きにして、たくさんの人に読んでもらいたい。
    最近、著者の斉藤啓一氏のサイトを最近発見したんで、よく読んでまつ。
    http://www.interq.or.jp/sun/rev-1/
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    偶然古本屋で手に入れ、さっき読み終えたんですけど大変いい本ですね。
    書いてあるのは常識的なことばかりとも言えますが、くせがなく、神秘行法を実践している人なら(もちろんそれ以外の人でも)誰にでも勧められる本だと思います。
    ---
    高藤スレでは、ムーブックスの高藤本で仙道の精神修養面についてほとんど述べてないことに対して偏っているのではないか、という意味の書き込みがしばしば見られましたが、この本を副読本として使えば、十分欠点を補完することが出来ると思います。
    ---
    ムーの記事を見ていて88年3月号の実用スペシャルにて斎藤啓一氏による『神秘のグルジェフワーク』の記事があり、読んでみると、その内容は『ファウスト博士の超人覚醒法』と大部分がかぶっていますね。
    斎藤氏が出会ったグルの内の一人は、グルジェフなんでしょうか?
    ---
    斉藤氏はグルジェフやウスペンスキーとは面識がありませんよ。
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    ほとんど、といった感でしょうね。目次?を見れば判ると思いますが
    大体こんな感じです。ていうかパク(ry...

    Part1
    機械的な人間存在から脱却して覚醒にいたるワーク
    Part2
    覚醒の理論を知り高次元の意識を目覚めさせよう
    Part3
    5つのワークを習得して覚醒の奇跡を体現する
     ワーク1
     自己観察で精神の内奥部を意識する
     ワーク2
     緩衝器を破壊して自分自身を見つめる
     ワーク3
     性エネルギーを利用して有能になる
     ワーク4
     大蓄積器を連結するための2つの方法
     ワーク5
     感情を制御してエネルギーを節約する

    具体的な中身の方も、ファウスト博士と同様な感じでレベルチャートがあったり、問に答えていくつ該当するかという設問があったりです。
    また、参考文献として、『グルジェフ・ワーク』平河出版社が挙がっていました。
    ---
    CD-ROMを買ってみました。
    付録の「覚醒の秘密」によると、ファウスト博士のモデルは主に、グルジェフとクリシュナムルティだそうです。
    ---
    『ファウスト博士の超人覚醒法』自体は、オリジナルのままPDF化されています。
    付録は別途、Docファイルでついてきました。
    覚醒し、エゴを捨てるためには、何が必要かもずばり一言で書いてあるのですが、これは本を出版した段階ではわざと書かれなかったことでもあるので、ここではあえて伏せておきます。

    それからファウスト博士とモデルとなった、グルジェフとクリシュナムルティとの相違点として、以下のように書いてありました。

    >たとえばグルジェフは、覚醒するには導師(グル)が絶対に必要だと説いたが、
    >ファウスト博士は、グルに依存してはいけない、自分の道を見いだせと説いている。
    >その点ではクリシュナムルティと同じである。しかしクリシュナムルティは、
    >(私からすると)やや精神主義的で、個人主義的であるような気がする。

    こうしたことから『ファウスト博士の超人覚醒法』では、肉体的な鍛錬までも含めた総合的な視野から教えを説き、導師に依存することは否定しつつも、「同志」と共に歩むことは覚醒にとって必要だとしているとのことです。
    ---
    ストップのワークが斉藤氏の核心であって、つまるところご教導される内容は如何やら其処に向かっているのでは。

    ストップのワークとは、日常、不意に1分でも30秒でも、その時している動作を止めて、自己を内観する方法です。

    意図的に、修練時間として切り取った範囲内で内観しないところに、ワークの意味があると聞きます。

    グルジェフもクリシュナムルティも、ドンファントマスも結局、観る事を最高のエネルギとしている点で重なりますね。
    観る事が四六時中続けば、確かに最高なんですが。

  • 最近新しいタイトルで出版し直されたが、これは長いこと入手困難な伝説の名著として知られていた。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。意識の覚醒をメインテーマに、哲学・神秘思想の研究と著作に励む。主な著書に『フランクルに学ぶ――生きる意味を発見する30章』(日本教文社)『よくわかるギリシア哲学――知を愛し真理を求めた人々』(同文書院) などの著書を著し、雑誌へも多数寄稿。また、講演やセミナーにも数多く出演している。

「2003年 『ブーバーに学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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