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- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784051038113
感想・レビュー・書評
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広重の東海道五十三次を見る機会があって、そこで引き合い出されていた弥次さん喜多さんを読んでみたくなった。本書は原本に忠実な全訳の現代語ではなく、途中を端折ったりしている抄訳っぽい構成だが、京都まで不自然な話の繋がりはない。本文の中で、途中の狂歌の解説をしてくれているのが、読み易くなり助かった。しかも、編集委員や巻末解説の執筆陣も、早々たる顔ぶれなのだ。ただ本書の挿絵に関しては、オリジナルじゃない(一九のオリジナルもなくはないが、広重等の浮世絵グラビアが多い)のがちょっと残念なので、いつかはそういう全訳も読んでみよう。
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