そしてぼくだけが生きのこった (学研のノンフィクション)

  • 学習研究社 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (148ページ) / ISBN・EAN: 9784052001772

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  • ぼくの故郷でも大虐殺があった。母のいた村には、三百人くらいの人が暮らしていた。その中で町にいた子どもたちは、二、三回くらいべつべつによばれ、いつのまにか1人残らず殺された。また役所の仕事をしていた人も殺された。その数は八十人くらいだという。もとの村のリーダーたちは、虐殺があるのを前もって知っていたが、なにも言えなかった。村の男と女が愛しあって殺されたことがあった。また友だちを密告させ、友だちどうしが殺しあったことがあった。兄弟も友だちも、疑わないと生きていけない人の道にはずれた時代であった。(P.100-101)

    インターンシップでカンボジアに行くので、入門として読んでみたが、実際に祖母とおばさんを殺された筆者が描くカンボジアの状況は言葉では表せないほど酷かった。明日は我が身かもしれない、下手なことを言ったら密告される、虐殺される、殺される恐怖が常にあって、いつ終わるか分からない虐殺の時代ということで、希望も何もなかったのではないだろうか。
    トゥールスレン博物館も行くので、番号のつけられた写真、拷問器具、全て心に焼き付けておこうと思う。

  • クメールルージュを子どもの視点で。ポルポト派、全く酷い奴らだ。

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