帰ってきたナチ: 紀州犬愛の物語 (学研の新・創作シリーズ)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052006012

感想・レビュー・書評

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  • 小学校5年生のときだったかな。読書感想文の課題図書だったので読みました。
    いやもう、課題図書侮り難しですよ。今でも心に残る、思い出深い1冊になりました。
    年単位で読んでないけど、多分、今読んでもまた泣くんだろうなぁ。ナチと飼い主夫婦の絆にグッと来ます。

  • 紀州犬ナチの一生が描かれています。

    戦後間もない時代の話です。
    一人息子を戦争で亡くした夫婦が、捨て犬を猟犬として育てたが、10年後飼い主の怪我で猟ができなくなったので、友人に譲ってしまう。5年後、ナチは自分で友人の家から帰ってきたが、友人に遠慮し家に入れなかった。しかし、その翌朝死んでいた、というなんとも切ないお話です。

    時代背景も想像つくのですが、ナチの気持ちを考えて、ほんのちょっとだけ自分の気持ちに素直になっていればと、本当にやるせなくなります。

  • まだ私が文字も読めなかった小さい頃。
    たまたま家にあったこの本を開いて、文字も読めなかった頃だからさし絵だけで泣いた本。
    その後、読めるようになったあと読んで意味も理解してもっと泣きました(>_<)

  • 小学校の時、読書感想文はこれでした!
    何年もこの本で感想文かいてます(笑

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