風の子のミトンとあなぐまモンタン (新しい日本の幼年童話)

  • 学習研究社 (1999年9月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784052010903

作品紹介・あらすじ

動物村に風に飛んでミトンが落ちてきた。動物たちがせんたくやさんのあなぐまモンタンのところへ届けにきます。さて、だれが落としたのか?実は風の精の子が、星をみがく練習をしていたときに、うっかりおとしたものでした…。

感想・レビュー・書評

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  • 『あなぐまモンタン』シリーズの三冊目ですね。
     森のせんたくやさん『あなぐまモンタン』のところに、むささびや、うさぎや、くまが、空からおちてきたミトンをひろって、もってきました。それは、空にすむ風の子が、星をみがいていて、うっかりおとしたものでした。
     「朝、おきたら、ケヤキの 木に ひっかかって いたんだ。モンタンの ところの せんたくものの
    においが したから、きっと とばされたんじゃないかなって、もってきたんだけど。」
     「それは、わざわざ ありがとう。でも、これは、ぼくの ところの せんたくものじゃないよ。」
     それは、空にすむ風の子が、星をみがいていて、うっかりおとしたものでした。
     モンタンたちは、ミトンを気に入ってほしくなりました。
     風の子に「だいじにしてくれるなら、いいよ、あげる。」といわれて、みんな大よろこび!

     茂市久美子さんの心温まるメルヘンですね。
     中村悦子さんの、絵もほんわりして愉快になります。とても心地のいいシリーズですね。
     『ミトンの手袋を耳に当てて、夜空を眺めると、星の歌が聞こえる♪』ロマンに思わずほっこりしました。私も欲しいですね(=^ェ^=)

  • 風の子にいろいろなところで助けてもらているんだなって温かい気持ちになります。

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著者プロフィール

岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、『ゆうすげ村の小さな旅館』(東京書籍小3国語教科書にも掲載)、「魔女バジル」シリーズ(全5巻)、「おひさまや」シリーズ、『おいなり山のひみつ』『今日よりは 明日はきっと 良くなると 愛犬・太刀と暮らした16年』(以上、講談社)などがある。


「2023年 『ゆうすげ村の紙すき屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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