- Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052015731
感想・レビュー・書評
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愛媛県松山市の吉藤団地近くの川に捨てられていた犬を拾った、久保田望さんと石井希さん(当時5歳)
団地に住む2人には、犬を飼えない。2人は、団地の自治会長さん・坂本義一さんを訪ねて、団地で飼う犬にしてくれないかと頼みこんだ。犬は目が見えていない。目の見えない人は盲導犬に助けてもらっているのに、目の見えない犬を、人間は助けないの?と。
団地の人たちとも何度も話し合って、希さんたちと、坂本さんが犬の世話をするち約束して犬を飼うことになった。
団地の犬だから、名前はダン。
本当にあったお話。 -
《娘が一人で読んだ本》
ダンが、誰に、どこで、どんな風に拾われたのか、どうやって団地で飼われることになったのかを熱く語ってくれた娘。団地の偉い人がね、一緒に頼んでくれたから、ダンを団地で飼うことが出来たんだよ。目が見えなくてハウスがわからないから、リードはつけずに柵で囲んだんだよ・・・等々。
ずっと、ずっと話し続けていた娘。ノンフィクションだそうです。信頼できる大人が登場すると、なんだか、とても嬉しくなってしまう大人の母なのでした。 -
・川に捨てられた犬ダンを2人の少女が拾い、「ペットを飼ってはいけない」というルールを、団地の人と相談して「良い」と言ってもらい、空き地で育てるというストーリーです。
・私がこの本をえらんだ理由は、子供たちとダンに感動したからです。子供たちみたいに、命の大切さを教えてあげたらいいなと思います。ダンのがんばりと子供たちのやさしさがすてきです。 -
「盲導犬は目の見えない人をたすけてくれるのに目の見えない犬どうして捨てられるの?」という言葉がとても印象的です。本当にそのとおりだと思いました。当たり前のことだけど、忘れかけていたことを思い出させてくれた言葉だと思います。この本は、子供たちと自治会長さんの頑張りで目の見えない子犬を救った本当のお話です。障害をもった動物でも、命があるということをわからせてくれます。動物の命は、人間が大事にしてあげなければならないなと感じました。
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「盲導犬は、目の見えない人を助けてくれるのに、目の見えない犬は、どうしてすてられちゃうの?」という、望さんと、希さんの言葉が、心に残りました。
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ダンが可愛そうでした