コ-ンウォ-ルの聖杯

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  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052016295

感想・レビュー・書評

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  •  1972年に日本語に訳され出版された作品。絶版になっていたところ、全面改訂され再版されたという。たくさんの人々に愛された物語であったのだろうと、高まる期待を抑えながら読んでいく。
     イギリスのコーンウォール地方が舞台になっている。そう、これはアーサー王の伝説がモチーフとなった物語だ。作者のスーザン・クーパーは後に、この作品が基となったシリーズも書いていて、読む楽しみができて本当にうれしい。

  • 海外の作品はちょっと苦手ですが、あらすじが、インディージョーンズ的だなと思って読んでみました。

    「闇の戦いシリーズ」の最初のものだということで、謎多きままで終わってしまいますが、ハラハラドキドキで、面白く読めました。

    アーサー王の事を調べてみたら、続編ももっと面白く読めるのかなと思いました。

  • 再読

  • グレイハウスで見つけた古い地図を頼りにアーサー王の聖杯をメリイおじさんと共に見つけ出そうとする3人の兄弟。でもそこには闇の組織の人達があらわれ・・・。すごく面白かったです。「闇の戦いシリーズ」も読みたいと思いました。

  • イギリス、コーンウォール半島の小村が舞台。アーサー王伝説を下敷きにしたドルー兄弟の聖杯探しの物語。
    評論社から出ている「闇の戦いシリーズ」に先立つお話。

    この本だけ独立させて「長い休みに宝物捜しをする子ども達の話」という括りにいれることも可能。(だからこそ学習研究社はこの本だけを刊行したのでしょうが。)この本のメリマンは(シリーズにするつもりもなかったんだろうけど)まだ人間臭いところがある。

    私は初読時にこの本の存在を知らずに「闇の戦い」を読んでわけが分からなかったけど、時系列で再読してみると「主人公としてシリーズをひっぱっていくのはウィル(闇の戦いシリーズ)だな」とは思う。子ども三人+犬があっちいったりこっちいったり走り回るので、個々のキャラ立ちに欠ける部分が気になるといえば気になる。(大人って嫌ね。)

  • 闇の戦いシリーズの始まりの物語。サスペンス仕立てで面白かった。ただ謎が残ったままなので、これ1冊での評価はできない。

  • 「闇の戦い」の前日譚だそうです。
    「闇の戦い」は、まだ、読んでいないけれど。というか、読む順番としては、これでいいのかな?

    えーと、「ゲド戦記」の「影との戦い」を読んだときも思ったのですが、書かれた時代のせいか、地味です。
    これは、ゲドみたいに架空の世界を舞台にしているのではなくて、現実世界が舞台なのですが、ものすごく地味です。

    子どもが、アーサー王伝説に出てくる「聖杯」に模してつくられたカップを宝探しするというお話です。で、悪い大人が、それを邪魔する。

    でも、これって全部、子どもの妄想なんではないかと、物語が終わるまで、ずっと疑い続けていました。
    きっと、わたしも、悪い大人の仲間だな……これは。

    うーん、子ども心には、ワクワク、ドキドキするのかなぁ。大人たちを出し抜いての大冒険。
    しかし、これは、なんていうか、子どもが危険なことをするきっかけになりそうな小説である気がします。

    実際、子どもたちがやっていることって、自分の子どもがやっていたら、はり倒しているぐらい危険なことです。

    それが、子どもにとって魅力的なのも、確かなんですが。

    そして、なんか、太古から続く戦いに、ものすごい力を発揮するはずの聖杯に似せたカップですが、結局、どんな力があって、なんだったのか、さっぱりわかりません。

    これを書いた時点で、もう、続編の構想があったということかな?

  • 小学生のときに一番仲良かった友達に進められてぶあっついちっちゃい文字のこの小説を読んだ。
    一瞬にして読めたことに自分でも驚いた。
    それほど、引き込まれたし、心に強く印象に残っている児童書。
    すごく面白いから!と友達に薦めても、その長さに読んでくれないことにすごく悔しい〜って思ったのも覚えてる。
    当時読んだ時は表紙はもちろん、ぼろぼろの絵だったけど、今はこんな漫画っぽくなってるんだとびっくり!

  • 2003 3 18

  • もう一度読みたいな

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