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Amazon.co.jp ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784052020704
作品紹介・あらすじ
少女ナナが引っ越し先で出会った老人は、ムーンストーンハウスという大きなお屋敷に住んでいた。そこでナナは、おはなしの種という本を見つける。それは老人が若い頃、ある女性と交換しあってつづったお話の本だった……。ナナはそのお話の結末を追う。
感想・レビュー・書評
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小学校の頃、学校の図書館で借りては何回も何回も読み返すほど大好きだった本。
主人公の少女ナナがムーンストーンハウスで見つけた一冊の交換日記(小説?)にナナと一緒に惹き込まれていました。対象年齢は当時の私と同じか少し下ぐらいだったような気がしますが、幼い自分に本の楽しさを教えてくれた中の一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
随分と昔のことを思い出したので追加。昔、学校の図書室にあった。年齢層から考えるとよく練られた内容だと思う。小説というものを好きになる魅力がある。
本の中で描かれている本と言うのが意外性があって好き。幼い女の子の視点なのにどことなく考えが大人で、老人との交流、昔の時代背景も絡んだ立体的な世界観があった。幸せになれる小説。 -
かわいらしいお話でした。
誰かの書いた秘密の物語、それも交換日記。
それに書かれているモデルと思われる、数々の品が、家の中に沢山あること。
日常だけど、不思議な感じでよかったです。 -
記録
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4-05-202070-7 219p 2005.4.6 2刷
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2002年 第11回 優秀賞
受賞時題名「ナナとおはなしのたね」 -
この本は、少女ナナがムーンストーンハウスで、一冊のノートを見つけるお話です。そのノートには、自分の気持ちを正直に表せないムーンストーンハウスに住んでいる一人のおじいさんと、もうひとりのおばあさんの悲しい過去があった・・・・・
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物語に出てくる登場人物のやさしさにほっこり。”おはなしの種”なる短編物語も読み聞かせには丁度良いかも
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ありふれた日常が
ちょっとだけ素敵になったような
そんなお話。
あっという間に読み終わってしまいます。
読み終わると、ちょっと心が温かくなりました。
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