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Amazon.co.jp ・本 (156ページ) / ISBN・EAN: 9784052026010
作品紹介・あらすじ
第14回小川未明文学賞大賞受賞作品。主人公の5年生の真を中心に、老朽マンションに住む4家族が、管理人から嫌みとも思える行為で立ち退きを迫られながらも、それぞれの立場、考えをぶつけ合い心の交流を描く読み物。
感想・レビュー・書評
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昔はおしゃれなマンションだったけど、今はお化け屋敷といわれるような古いマンションに住んでいる真。
もうすぐ取り壊されるから引っ越さないとといけない。
今、マンションに残っているのは、うちとやさしそうな津島のおばさん、謎めいた女性えり子さん、怖そうで苦手なじいさんの荒木田さんの4組。
ひょんなことから荒木田のじいさんと親しくなったけど―。
「生きていく」って大変だって、大人は大抵知っています。まして、独りで生きていくことは…。でも子どもは、まだそんなことには気づきません。
そのことが荒木田さんの転居を通して、真にも伝わります。
独りで生きていく苦しさ、人に迷惑をかけたくない気持ち、支援することの難しさ、人の優しさ、人のつながり。
マンションは壊されてしまいますが、あの人たちはずっとつながっていくのだなぁと思うと、ほんのり心が暖かくなりました。 -
2005年 第14回 大賞
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