さんすうくんがやってくる

著者 :
  • 学研プラス
3.76
  • (5)
  • (6)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 98
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052026041

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 顔が数字になっているさんすうくん。
    さんすうくんは何でも算数で考える。

    1人やってきたり、1人行ってしまったのも算数で考える。
    けーきの配分、ダンボールで作る形の面積、野球の勝率、勝てる確率…。

    さんすうは計算は出来るけれど、冷たい、とか退屈とかは表せない。
    算数がすることは計算のみ。
    何でも計算出来る算数だけれど、感情までは表せない、と言っているのがいい。

    足し算、引き算、掛け算、割り算くらいまでは簡単。
    だんだんと難しくなり確率、面積、体積、速さ、カロリー、ヘルツまで出てくる。
    最後の方はそんなものもあるんだ、日常生活は算数で計算出来るものにあふれている、ということが分かれば十分かな。

    ちょっと変わった算数の絵本。

  • 計算に興味を持ち始めて息子のために、借りてみました。
    もうすこし大きくなってからだと、もっと楽しめそうです。

著者プロフィール

五味太郎 1945年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。サンケイ児童出版文化賞、東燃ゼネラル児童文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『かぶさん とんだ』『さんぽのしるし』『ばったくん』『みんなうんち』『からだの みなさん』『どこまで ゆくの?』『にているね』(以上、福音館書店)『まどから おくりもの』『仔牛の春』『つくえはつくえ』(以上、偕成社)『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。

「2023年 『おでかけ版 ひよこは にげます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五味太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
A.トルストイ
モーリス・センダ...
なかの ひろたか
トミー=アンゲラ...
エリック=カール
長谷川 義史
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×