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- 本 ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052026652
作品紹介・あらすじ
新聞をキュッとしごいてポーンと玄関になげこむ---かっこいい新聞配達の姿にあこがれたヘンリーくんでしたが、まだ年のいかないヘンリーくんは新聞配達員としてやとってもらえません。涙ぐましい努力のすえに、ようやくチャンスをつかみましたが…。
感想・レビュー・書評
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訳者の松岡亨子さんがあとがきに書いているように、これは「平凡な子どもの生活を描いた非凡な作品」だと思う。親しみやすいキャラクターで、アメリカ人だけど身近にいるようなヘンリーくんの言動を通して、子どもたちの気持ちを心憎いほど代弁してくれている、、
決して押し付けられたような望ましい気持ちや態度でなく、ヘンリーくんの中に自然に湧きおこって流れている気持ちを描いてあるためか、それかダイレクトに伝わってくる。読んでいて思わず笑い声が出てしまうほどだ。
そして、ヘンリーくんの両親や、新聞配達の地区支配人キャパーさんなど、周りの大人たちが子どもの世界に干渉し過ぎずにうまくフォローしてくれている。こんな環境で育っていけるのは素敵だなと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
ベバリイ・クリアリーの作品





