ラモーナは豆台風 改訂新版 (ゆかいなヘンリーくん 8)

  • 学研プラス (2012年6月28日発売)
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本 ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784052026683

作品紹介・あらすじ

幼稚園にかようことになったラモーナは、もうあかちゃんあつかいはごめんとばかり、おおはりきり。ところが、第一日目からすべてラモーナの思いどおりにいかないのです。やんちゃで、ちょっぴり元気すぎるラモーナに幼稚園も大そうどうです。

感想・レビュー・書評

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  • これぞラモーナの真骨頂。40年以上前に読んだシリーズを思い出しながら、思わず声をあげて笑いました。幼いラモーナ本人は、自分を注目してほしい、大事にしてほしいと、至極もっともで、原始的な欲求を私たちに面白い形で示してくれる。成長や大人に対する憧れも本人は真剣でも、ふっと、笑いが漏れてしまう。日本の児童書のなかでは、中川李枝子さんの「いやいやえん」やわたなべしげおさんの「もりのへなそうる」を思い出します。忘れていた幼いころの漠然とした日常の想いを蘇らせてくれました。

  • ヘンリーくんを困らせてばかりいたムカツク・ラモーナにも、ラモーナなりの思いが、ちゃんとあるんだね。その思いにふれ、何故か上手くいかない、この女の子に、ついつい感情移入して涙してしまう。娘と二人、はらはらしながら読了。

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著者プロフィール

1916年米国オレゴン州生まれ。カリフォルニア大学卒業後、ワシントン大学で図書館学を学び、その後、児童図書館員として働いた。1950年刊行の「ヘンリーくん」は半世紀以上にわたって大人気シリーズ。

「2015年 『ゆかいなヘンリーくん改訂新版 第2期 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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