秘密図書委員・ヨム!

  • 学習研究社 (2007年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784052027611

作品紹介・あらすじ

ぼくの名前は読(ヨム)。「本が好きな子になってほしかったから」とお母さんはいうけど、うちには本は一冊もない。ちょっとへんだと思わない? そんなぼくなのに、図書委員にさせられてしまった。そして、黒ずくめの男が訪ねてきた…。

感想・レビュー・書評

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  • ヨムが、、りょうりが好きだからびっくりしました‼️

  •  読(よむ)て名前だけれど、本は読まない主人公が、なぜか図書委員に……いや、秘密図書委員にスカウトされた。
     物語の世界では、不満のある登場人物たちが多くいて、誰かが宥めてやらないと、物語全体が壊れてしまうという。
     その役目を負うのが秘密図書委員なのだ。
     読のお父さんも、秘密図書委員だったらしい…。
     秘密図書委員を引き受けた読は、『うさぎとかめ』の中に入るはずが、『3匹の子ぶた』の中に入ってしまった。
     変わってしまいそうなストーリーを変えずに、元の世界に戻れるのか…!?

    ------------------------------------------------------------------

     どうも続き物だったようで、この巻では本来入るべき本にも入らなかったし、お父さんのこともあんまり分からないままだった。
     おもしろかったけど、この1冊ですべてが完結すると思ってたから、ちょっと拍子抜け。

     …でもどうも続刊はまだないみたいなんだけど。
     そんな…!

  • ヨムがお話しの中でいろいろなことをやっていて面白い。

  • ・内容は、3匹のこぶたの本の世界に入ってスパイをする、とてもおもしろい話です。ぜひ見てください。
    ・ヨムくんがひみつ図書いいんという本に入って、みんなのそうだんにのる時、ぶたのお話でみんなぶたのかっこうなのにヨムだけは、ぜんぜんちがうかっこうで、ぶたのかっこうにかわったところが、とってもおもしろかったです。

  • チビ1号、小学校にて

  • 学校の図書委員になった主人公は、内閣秘密図書調査室から任務を命じられる。その仕事とは、本の中に入り、物語の秩序を守ることだった……!本好きとしては「秘密図書委員」という響きにそそられる(笑)。

  • チビPAO(現在小学一年)が楽しく読めました。
    多分自力読みできるレベルと思います。
    文字が大きいので、短いお話です。
    お話の中の登場人物たちを説得するのが仕事のブックスパイ。
    なのに、童話をあんまり知らない少年が主人公のおはなしです。
    シリーズ化されないのかな?

  • 児童書です。
    「読」と書いて「ヨム」。かっこええ名前やなあ。
    続編はまだ出ていない模様。
    また楽しいお話、期待しております!

  • 最近息子に購入した書籍。  (2007年夏刊行)
    「怪盗ショコラ」シリーズの杉山氏の作品です♪

    ぼくの名前は、「読(ヨム)」。かわった名前でしょ。
    本を読まないぼくが、図書委員になってしまい、
    なぜか、もっとすごいことになってしまった。
    「秘密図書委員(ブックスパイ)」にスカウトされたんだ―。
                           (「BOOK」データベースより)



    小学校4年生の「読(ヨム)」は、本をあまり読まない。
    「本を好きな子になって欲しい」と、付けられた名前なのに…。
    そんな彼が「秘密図書委員(ブックスパイ)」に選ばた。
    物語の中の登場人物たちの相談役になり
    物語を守ることが仕事なのだ。
    ヨムは、「3匹のこぶた」 の物語の中へ送り込まれたが・・・。

    テンポがよくて、楽しい作品です!
    息子も感心したり笑ったりと大忙しでした。
    「このシリーズ、出たら買ってね〜!」ですって(笑)。

    本書は “こぶたのシチューの巻” となっているので、
    きっと今後シリーズ化され、また「ヨム」に出会えることでしょう。

    要チェックだわww


    ※漢字には全てルビがついています。 
     低学年から中学年まで、気に入ってくれると、思います!

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著者プロフィール

杉山亮(すぎやま・あきら):1954年東京生まれ。76年、都の公立保育園の第一号男性保育者として伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園、幼稚園に勤務。30歳のときにおもちゃ作家へ転身。「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰する。現在は山梨県北杜市小淵沢の高原で児童書の執筆をして暮らす。主な著書に『子どものことを子どもにきく』(ちくま文庫)、『あなたも名探偵』シリーズ(偕成社)、『たからものくらべ』(福音館書店)、『青空晴之助』『児童書作家の思いつき』(仮説社)などがある。また、ストーリーテラーとして「ものがたりライブ」というお話会を全国各地の図書館、小学校で開いている。

「2023年 『子どもをおいて旅にでた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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