ネコのジュピター (新しい日本の幼年童話)

茂市久美子 よしざわけいこ

• 学習研究社 (2007年10月23日発売)

作品紹介・あらすじ

ネコのジュピターは、オリオンキャットフード工場の試食係という仕事を持っています。ところがライバル会社が安いキャットフードを売り出したので大変！工場は閉鎖になりジュピターは引き取られていきます。そこからジュピターの居場所探しの旅が始まります。

感想・レビュー・書評

[湖永さんの感想 · 2024年11月13日]

ネコのジュピターは、オリオンキャットフード工場のししょくがかりで、大切なやくめをもっているが、同じ町にある工場が安くキャットフードを売り出し、オリオンは工場を閉めてしまうことに。

ジュピターは、みいこさんという女の人に引き取られることになったが、オリオンの工場はまたキャットフードを作るようになると思い、工場をめがけてみいこさんの家を飛び出した。
途中でカラスの誘導で工場を目指して走るのだが…。

ネコのジュピターの一途な思いで、ひたすら工場を目指す冒険になるが、トラックに乗ったことで反対に向かってしまい…。
たどり着いた家では、オリオンのキャットフードを出してくれたおばさんとの出会いとネズミの話を聞いて…。

ジュピターの想いが伝わったのか、工場の再開に星さんやみいこさんとの再会。
カラスやネズミが自然と良い方向に導いてくれるような優しさも伝わってくる。
人の繋がりにも縁を感じて…

とても温かな気持ちになる物語で、絵も情景やそれぞれの表情が豊かで優しさが溢れている。

ひだまりトマトさんの本棚から知ることができました。
ありがとうございます。

[ひだまりトマトさん · 2024/11/13]

湖永さん、こんにちは♪ヽ(´▽｀)/
ご紹介いただきありがとうございます(^_^)v
茂市久美子さんの童話は、夢があって、温かなファンタジーなので、読んで嬉しい気分にひたれますね。
湖永さんのレビューもいつも楽しく拝見しています♪
これからもよろしくお願いします(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ
今年は寒暖差が大きいですから、体調に気を付けてお過ごしください(´ｰ｀).｡*･ﾟﾟ

[湖永さん · 2024/11/13]

ひだまりトマトさん　こんばんは。

お名前、ひらがなで失礼しました。(慌てて確認もせず送信してすみません)
いつも本棚、拝見しています。
穏やかで優しい方なんだろうなぁと勝手に想像しています。
以前は、ミステリー多めでしたが最近では絵本や児童書も読むことが増えました。
ブクログのおかげで幅が広がったように思います。

週明けから寒くなるようですね。
お身体ご自愛ください。

[ひだまりトマトさん · 2024/11/13]

ありがとうございます(´ｰ｀).｡*･ﾟﾟ
私も、湖永さんと同じです（笑）
絵本と児童文学にすっかりはまってしまいました♪
もともと、ファンタジーや、ロマンが好きでしたので、歳を取るとこの分野に癒されますねp(^-^)q
これからもよろしくお願いします(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ
善い読書をされて、心地よい睡眠をお取りになられますように……(’-’*)♪

[ひだまりトマトさんの感想 · 2024年11月12日]

茂市久美子さんの幼年童話ですね。
幼稚園～小学校一・二年生向け。
2007年、発行です。
絵は、よしざわ　けいこさん（東京生まれ）日本児童出版美術家連盟会員。挿絵画家、絵本作家。

　ネコの　ジュピターは、
　オリオンキャットフード工場の
　ししょくがかり。
　とても　大切な　やくめを　もっています。
　ところが　ある日、
　工場が　しまることになって………。

　ライバルの　キングと　いう
　ドッグフードの　工場が、
　キャットフードも　売り出したのです。

　そして、ジュピターは　
　みいこさんという　女の人に　もらわれる
　ことに　なりました。

　でも、ジュピターは　オリオンキャットフードが
　また、キャットフーズを　作るように　なると
　しんじて　います。

　ネコのジュピターの物語は、こうしてはじまります。
　色々な人や動物に会って、オリオンキャットフードが再開する希望を絶やすことなく、冒険をしていく物語です。
　茂市久美子さんのやさしい夢を育む、希望の物語は感動を与えてくれますね。
　よしざわけいこさんの絵も、柔らかくほのぼのとして、やさしく物語を彩ります。
　絵本から少し長い童話の世界にいざなう、素敵なシリーズのファンタジーですね。

[しおりさんの感想 · 2024年10月8日]

またキャットフードの工場が再開されてよかった。
みんな仲良く暮らして欲しい。

[みゃおさんの感想 · 2024年6月29日]

話の先は読める感じだったけど、猫は可愛いし出てくる人たちも優しいしカラスもいいやつやし、読んでてホッコリしたんじゃฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

[後輩ちゃんさんの感想 · 2022年9月12日]

ジュピターは幸運を呼び寄せる猫。

[キキさんの感想 · 2022年8月20日]

夏休みに小学生の息子が借りた本。
読みやすく、優しいお話でした。

[pt14さんの感想 · 2016年3月30日]

猫の視点で描かれる別れと奇跡のはなし。

[macha04さんの感想 · 2016年2月24日]

いい話ではあるんだけど、ちょっとできすぎのような気が。

[nekonyaa6699さんの感想 · 2013年10月7日]

猫缶工場の試食係なんてステキなお仕事だ〜。
そこは安い猫缶の会社に負けて閉鎖になっちゃったんだけど、あそこのはマズイからきっとまた工場が再開されると信じてるジュピター、とてもよかったです。

[pnyaruさんの感想 · 2011年7月30日]

えー話じゃ☆

[猫武炸成さんの感想 · 2010年5月26日]

2010年5月26日

装丁/白水あかね

[ryodancrmさんの感想 · 2010年3月24日]

小学校の司書の先生のお勧めで息子が
借りてきた本。
嫌な奴、悪い人が出てこない優しい童話です。

[旅の絵本さんの感想 · 2008年11月16日]

お話もいいですが、絵が可愛い。

著者プロフィール

岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』（国土社）で、ひろすけ童話賞受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、『ゆうすげ村の小さな旅館』(東京書籍小3国語教科書にも掲載)、「魔女バジル」シリーズ(全5巻)、「おひさまや」シリーズ、『おいなり山のひみつ』『今日よりは 明日はきっと 良くなると　愛犬・太刀と暮らした16年』（以上、講談社）などがある。


「2023年 『ゆうすげ村の紙すき屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」