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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784052028854
作品紹介・あらすじ
初恋未経験の小学5年生・静枝は、和歌をまつる神社の境内で、平安時代からきたという不思議な少年・マコマと出会う。マコマの存在は、静枝にしか見ることができない。そんなマコマが気になり、静枝はマコマのもとに通い始める。
感想・レビュー・書評
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幽霊と思いきや安楽椅子探偵でしたか。無邪気さがとっても可愛らしい。
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ちょっとオカルト的な本
信じるか信じないかは自己判断です。
生きている人に対する思いであれ、亡くなっている人への思いであれ、それは叶う
と思わせる作品だった。
その思いが、相手の幸せをただひたすらに思う気持ちであれば -
以前万葉集は全然興味がなかったが
この本を読んで、好きになった!
ひとつひとつの和歌にどんな意味が、
隠されているのか考えるのが面白そう! -
主人公は小学五年生の女の子で姉は高校生と言う我が家とよく似た所には親近感が湧きますが、あくまでも小学生向けのお話なので大人がどうこう言ってはいけません。
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和歌は興味のない子どもにも親しみがわきそうです…
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いまを生きる小学5年生の静枝と、平安時代から来た不思議な少年マコマとの、千年の時をこえた出会い。
万葉集の歌を絡めながら展開する物語は、ややあっさりな印象を受けますが、爽やかな終わり方はとても満足な読後感を残してくれます。
イラストは、『文学少女』シリーズの竹岡美穂さんです -
万葉集を絡めたミステリ。
面白かった!!!!!
言霊…勉強になります。 -
千年の時をこえて (エンタティーン倶楽部)
沢村 凛,竹岡 美穂
学習研究社(2007-11) -
上大岡八重洲ブックセンターで購入
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面白かった。
言葉で伝える事、人の心の変化、変わらないもの。
初恋。
ラストの誘拐事件、上手かった。
よくつなげたなぁ、と。
もっと評価されるべき。
続編(?)の千年の時を忘れても気になる。 -
絵がステキ。
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表紙の絵が可愛かったので読んでみました。小学生の静枝が和歌をまつる神社で出会った、不思議な少年マコマ。彼は、平安時代からやってきたらしい。けれど何故か彼の姿は静枝にしか見えず、静枝は彼のことが気になるのだけれど・・・。高校生のお姉ちゃんは何故髪を切ったり結んだりするのを嫌がるのか、クラスメートのひいおばあちゃんが見た景色はいったい何だったのか、担任の先生の家族(?)が誘拐された事件の真相は・・・。些細な日常の事件を万葉集の歌を通して解く、「安楽椅子探偵モノ」としても楽しめるし、小学生の女の子の初恋物語としても楽しめる一冊でした。
著者プロフィール
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