左手がなくてもぼくは負けない! カンボジア、地雷と子どもたち (戦争ノンフィクション)

  • 学研教育出版 (2009年10月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (116ページ) / ISBN・EAN: 9784052031861

作品紹介・あらすじ

地雷被害で左手を失っても家族のために、不自由な義手で明るく健気にがんばっているブンヘインくんを通して、カンボジアの悲しい歴史や貧しい暮らしを思い、海外からの支援での地雷撤去作業や学校建設などで支える日本人たちの活動から戦争とは何かを考える。

感想・レビュー・書評

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  • カンボジアでは、いまだに古い考えを持つ人々がいます。地雷被害者ばかりではなく、障害を負うと、「事故にあったのは、きっと生まれる前の前世で、悪いことをしたせいだ」などと、心ない言葉をあびせられることがあります。石を投げられ、「近づくな」といわれることさえあるそうです。(p.105)

  • 地雷が埋まっているとわかっているのに外出しなくてはいけない国が多すぎる。地雷の埋まっていない学校のグランドで走り回るのは気持ちいいことだろうなと思った。

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著者プロフィール

児童文学作家。東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。命の大切さをテーマに児童向けノンフィクションを中心に執筆。著書に『「お手伝いしましょうか?」うれしかった、そのひとこと』(講談社)、『夜の獣医さん 往診専門の動物病院』『迷子になったペットを探せ! ペット探偵という仕事』(以上、講談社青い鳥文庫)など多数。大妻女子大学短期大学部国文科非常勤講師。

「2022年 『津田梅子  女子教育のとびらを開く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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