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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784052031960
作品紹介・あらすじ
天才占い師・早乙女希(のぞみ)と、IQ200の立花翔(しょう)。14歳の2人がコンビを組んで難事件に挑む本格推理小説。著者はタレント・和希沙也。デビュー作とは思えぬ「緻密な」構成力と、「胸キュンな」展開力で、読者をトリコにする!
感想・レビュー・書評
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日中友好の証に中国から贈られたパンダが、忽然と動物園から姿を消した。極秘裏に、タイムリミットまでにパンダを捜索するミッションに、特殊捜索チームとして選ばれたのは若干14歳ながら総理秘書見習いを務める総理の息子・翔と、前総理の相談役をしていた占い師の孫娘にあたる希だった。
作者の方は私とおそらく同い年。金田一少年、名探偵コナン、探偵学園Q、TRICK、ズッコケ三人組、そこらへんのノリが好きな人なら同じような感覚で楽しめるはず(しかし金田一少年然り、探偵役ってIQの高さをキャラ設定に使われるのは何なんでしょ。)。
ところどころ、大きな本筋とは関係ないけれど思わせぶりに明確な答えが登場しない設定などがあり、シリーズ化を考えていた節も見受けられる。続編が出たらフツーに、長続きして面白くなりそうなんだけど出てるのかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
動物園からパンダが盗まれた!
翌日には中国からの国賓がやってくるため
どうしてもそれまでに取り戻す必要が…。
政治の裏に占いあり、な状態。
力を貸してもらう予定だったのは祖母なのに
孫娘が力を貸す事に。
政治家の方は同じ年頃の男の子が一緒だったので
恋でも生まれるのかと思いましたが…そちらはなし。
占いをまったく信じていないけれど
信じるという前提で動く男の子。
事件そのものとしては分かりやすいですし
犯人もものすごく予想がつきやすかったです。
しかし…少女の占いはがんがん使われていましたが
少年のIQ200って、そう使う場所がなかった気が…。 -
天才的占い師とIQ200の天才が、コンビを組んで難事件に挑むところがおすすめです。
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占い少女とIQ200の少年がパンダ誘拐事件にいどむ!
って話
絵がかわいい -
表紙がかわいらしくて、手に取りました。
物語は―ちょっと読みにくかったかなぁ。児童書を書くのって、難しいのね。
でも、こういう話が好きな子は、絶対いると思う。 -
作者も作者ですし、読者層も読者層なので、その期待値からすると存外面白い本ではありました。
期待値のレベル設定を変えると、ま、フツーのフツーってところでせうか。 -
「ああ。それでキミの天気予報、じゃなくて、占いの的中率は何%くらいなんだ?」
「えーと、60%くらい……かな?」
せっかく信じてくれるって言ったのに、希は少しはずかしくなった。でも……
「OKだ。僕は、降水確率が60%異常だったら、傘を持って家を出る。そのくらいには信じてもいい。それに……」
「それに?」
翔と目があった。
「それに、どっちにしたって、完璧に予測できる未来なんてないさ。未来は自分の手でつかむんだ」
翔はぶっきらぼうに言うと、顔を背けた。ちょっとだけ赤くなっているように見えた。 -
早乙女希の家系は、先祖代々占い師をしている。
希はまだ修行中だが、ある日とんでもない依頼が来た。
日中友好の架け橋であるパンダが盗まれたので、その行方を占って欲しいと、なんと内閣総理大臣が家にやって来たのだ。
総理大臣の息子の翔も、この事件に協力することになり、
希は不安ながらも占いを開始した。
意外なシチュエーションで、楽しいお話でした。 -
絵が可愛かったので手に取りました。芸能人が書いた小説ということで、あまり期待しないで読んだのですが、面白かったです。子供向けなので犯人というか黒幕はすぐにわかってしまったのだけれど、それでも十分楽しめました。占い(見習い)少女も、探偵少年もどちらも可愛らしかったです。続刊もあるといいなあ。
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