トリシア先生、最後の診察!?―魔法世界ファンタジー (エンタティーン倶楽部)

著者 :
  • 学研教育出版
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052032707

感想・レビュー・書評

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  • (2018-06-02)

  • 以前のキャラが最登場したり、タイトルの付け方で最終巻?とか最初思ってしまいましたけど、そういう意味のタイトルではなかった。
    読み終わってから、ああなるほどと思った次第。
    最後の引きは気になります。

  • “「双方の主張は聞きました。王立医学会は、トリシアが医学会の医師の方がたと同じか、それを上回る技術と知識があることを証明できれば、医学会に加入させ、トリシアの診療を認めること。これが王国裁判所の決定です。よいですね?」
    「さすがは殿下。公平な判決です。」
    医学会代表はニヤリとする。
    「では。トリシアは医師としての腕を証明するため、王立医学会の審査を受けるように。審査が終わるまで、トリシアは人間の患者に対しての一切の医療行為を停止。その身がらは白天馬騎士団に預け、監視するものとする」”

    てっきり最終巻かと思いきや、そうでもないらしい。

    “革ぶくろの中身は、宝石にいろどられた小さな銀の鍵だった。
    「何、これ?きれいな鍵……。」
    トリシアはキラキラと光る鍵を見つめる。
    「よくぞ聞いてくれました!な、何とこれこそが、あの有名な不運の鍵!持ち主が次つぎと不幸に見舞われ、最後には死にいたるという不吉でおそろしい……。」
    「……………。」
    トリシアは無言で窓を開け、遠くに鍵を投げ捨てようとした。
    「まあまあ。どうせニセモノだろうし、キレイだからもらっておけば?」
    それを止めたレンは、ちょうど持っていたくさりに鍵を通し、トリシアの首にかける。
    「……ほら、こうやって首飾りにすると似合うし」
    「そ、そうかな?」
    ほおを赤くし、鏡をのぞきこむトリシア。
    「……うん、悪くないかも。ほら、わたし何でも似合うし。」
    と、まんざらでもない顔。
    やがて、この小さな鍵が王都をゆるがす大騒動を引き起こすことになるのだが……。
    それはまた、別のお話である。”

  • 「ただいま。」
    「うん。お帰り、シャーミアンさん」
     トリシアは騎士の手をしっかりとにぎった。

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