トリシア先生と奇跡のトビラ! 魔法世界ファンタジー (エンタティーン倶楽部)
- 学研教育出版 (2010年9月21日発売)


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本 ・本 (228ページ) / ISBN・EAN: 9784052032714
作品紹介・あらすじ
トリシアのもらったカギには、ある大事な秘密が隠されていた。そのカギを狙う謎の男が現れ、トリシアはピンチに陥る。だが、意外な人物に助けられる。それはトリシアそっくりの怪盗・おしゃべりフクロウとその一味であった。
感想・レビュー・書評
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(2016-10-02)
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前巻の引きを受けての1期最終エピソード。
記憶をなくした幽霊の少女を治療するという展開から鍵にまつわる大きな事件に立ち向かうことに。
オールキャストを目指したせいか、なんとなくぼんやりした展開になってしまってる気がします。それでも、最後まで読むとちゃんとトリシアワールドとして終わりました。 -
“泣き笑いの表情になる少女。
「みんな、みんな大好きです!」
「記憶を取りもどす方法、絶対見つけるからね。」
トリシアは少女にちかう。
「これでも医者としちゃあマシなほうだから、期待して待ってていいよ。」
トリシアの肩に手を置くおしゃべりフクロウ。”
ようやくにしてまさかの最終巻。
といっても、続編が出てもおかしくない普通の終わり方だけどね。
“トリシアは舌を出す。
「緊張して、何かしゃべってないと気を失いそうなんだってば。」
「大丈夫、ダンスならちゃんとリードするよ。」
前にセルマから特訓を受けたことのあるレンは、頭の中で必死にステップを思いだそうとする。
「足ふまないでよ。」
「君こそ。」
「……ちゃんと手をにぎって。」
「はい、お嬢様。」
トリシアが差しだした手を、レンが取る。
二人の登場を待つ拍手。
大広間の扉が、ゆっくりと開いた。”
著者プロフィール
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