氷の海を追ってきたクロ (戦争ノンフィクション)

著者 :
制作 : 井上こみち 
  • 学研プラス
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本棚登録 : 46
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052032813

作品紹介・あらすじ

第二次世界大戦のあと、中国などの戦地から帰れず、寒い所で強制的に働かされていた日本人がいたことを知っていますか?わずかな食べ物で、きびしい労働を強いられたため、たくさんの人たちが亡くなっていきました。そんなつらい日々のなか、一匹の子犬が現れます。子犬は、人々の心に、やさしさやぬくもり、そして生きる力を与えてくれたのです-。犬と人間の、感動のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • シベリア抑留の体験記としても、子どもにも読みやすい
    抑留者たちとクロとの繋がりがとてもわかる、危機一髪で氷海から助けてもらえてよかった!
    川口さんが大好きだったクロ、日本で
    一緒に暮らせなかったのは残念

  • 絶対に悲しいお話だと思って読み始めましたが、いい意味で最後期待を裏切られました。

  • シベリア抑留中に出会ったクロとお話です。

    クロがシベリア抑留の人々の心の支えになったこと、そこクロを危険を冒しながら守り抜いた人々、人と犬の関係がよくわかるノンフィクションでした。

    日本に来た後のクロの生活も知りたいとも思いますが、簡単に紹介されているものでよしとした方がいいのかもしれませんね。

  • 資料ID:92140961
    請求記号:916||i
    配架場所:国際交流コーナー

  • 動物の力って、すごいね!

  • 戦争が終わっても、極寒のシベリアに抑留されていた人たちがいました。
    シベリアのとある収容所に現れた一匹の犬クロは、
    つらく厳しい生活をしていた彼らの心を癒してくれました。

    数年後、彼らは日本に帰ることが決まりました。
    クロは連れて行けませんが、皆、かわいいクロと別れるのはいやでした。
    クロをどうやって一緒に連れて帰ろうか・・・。

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著者プロフィール

人と動物のふれあいをテーマとしたノンフィクションを多く手がける。著書に『犬やねこが消えた日』、『ディロン運命の犬』(共にNHKでドラマ化 幻冬舎文庫)、『シャチのラビ― ママになる』(国土社)など多数

「2020年 『かいくんとセラピー犬バディ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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