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本 ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784052033445
作品紹介・あらすじ
「ぼくはせんをひいてみた」。線は水平線になり、そこから空、海、大地が生まれる。荒井良二がライブ感覚で描き出す新世界。その中をぐいぐいと進む物語は、時に一休みしながら、どこまで続いていくのか? リンドグレン賞受賞作家が見せる新境地の絵本。
感想・レビュー・書評
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はじまりかたがユニークで惹き込まれる。一本の線から何がはじまるのかワクワクする、そしてこの感情を最後まで途切れさせない工夫が素敵。ラストのタイトル回収まで含めて良かった。
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一本の線を紙の上にぐーっと引いて、そこから「ぼくのえ」をどんどん描いていく。好きなものを、好きな色で! 描けば描くほど世界が冒険が広がる! クレヨンとか色鉛筆とかひっぱり出したくなっちゃいました。
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大人なら「こんなのありなんだ!」と思ってしまうだろう。子ども大人も読み終えたら、絵が描きたくなること間違いなし。好きなように描いていいんだよ。だって、きみの絵なんだから。
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一本の線から楽しい絵の世界が誕生し、絵を描きながら、お話しながら、想像の羽はどんどん、無限に広がっていく。
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暗いときは休むんだよ!っていうのが、自由で、いいです。
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おおあらしの時には、、ペンでおうちを描いて休む!
うさぎの気球の虹色のヒゲ(?)カワイ〜な -
2016/1/14
素直な表現 -
荒井良二さんは子どものような絵を描ける。
子どもたちが「下手くそな絵」と口に出すぐらいの。
この「ぼくはぼくのえをかくよ」は特にそこにフォーカスしていて、一本の横線、その上下を色分け…と絵が展開していくのだけれど、最初「なんだ~下手くそ」と呟いていた子どもがだんだん引き込まれて絵を見つめ続ける。
読み聞かせでは「主に小学校低学年向け」にカテゴライズしたが、赤ちゃんから大人までみんなに見て、読んでもらいたい絵本。 -
おはながいっぱいあったのが、ぜんぶかわいかった
きしゃのかおがおもしろかった
おもしろかった?:★☆
すきだった?:★
またよみたい?:★
だれかにおしえたい?:★ -
ヘタ上手で有名の荒井良二。彼の絵も 文章も、真に 本当に 心の底からこう思っている。彼は 子どもを愛しているのだ。子どもに 世界を 描く素晴らしさを 教えている。
実にシンプルに(子どもらしく!) 実にきめ細かく(無邪気に!)世界を教えている。彼を真似したがる絵描きがよくいるけど、そんな安っぽい人じゃない。なぜなら彼は 半端ではないからだ。
真に 本当に、真剣に 子どもに向けているのだ。
著者プロフィール
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